体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 浅草 中華料理「龍圓」 エスプーマのピータン豆腐

浅草に来た。

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今年初の外食は、名だたる食べブロガーが絶賛する創作中華料理「龍圓」へ。市場が開く前のくたびれた素材を使っても中華ならそれなりに仕立てるだろうという単純な理由から選択。

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ハイボールは無いので、生ビールから。木村硝子の薄いグラスで呑むと上品な味に感じる。

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龍圓は6,000円と12,000円のコースのみ。入門編として6,000円のコースを選択。

 

エスプーマのピータン豆腐。

龍圓を象徴する一品。エスプーマとは、スペイン・カタルーニャの料理店「エル・ブジ」の料理長フェラン・アドリアによって開発されたあらゆる食材をムース状にする事ができる画期的調理法。豆腐の味は変わらないのに食感が変わるだけで別物の印象になる。料理は食感も重要な要素だと気付かせてくれる。猛烈に美味い。

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老酒漬けの蛸、槍烏賊。

槍烏賊の柔らかさが印象的。文句無く美味い。

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よだれ鶏

今流行りの真空調理法を採用。ラーメン屋のチャーシューでも真空調理法を使っている所が増えてきているので目新しさは感じないけど、文句無く美味い。

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紹興酒に移行。三年ものしか無く、若い印象。

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キャベツの春巻 唐墨パウダー。

技術とセンスを感じる上品なビジュアルと味。強烈に美味い。

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黒トリュフかに玉。

白いかに玉。ビジュアル的には面白いけど卵白しか使っていないのか?黒トリュフの香りは弱かったけど文句無く美味い。

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那須牛と季節野菜の炒めもの。

牛肉の旨味を最大限引き出している。超強烈に美味い。

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フカヒレ、白子、白菜、オレンジの煮込み。

意欲は感じるけど色んな食材を無理やり合わせた感じ。無難に美味い。

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シラスと九条ネギの炒飯。

オイルを感じない優しい味。オレが勝手に名付けたいわゆる台湾系炒飯。強烈に美味い。

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杏仁豆腐。

しっかりした作り。強烈に美味い。

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 〆て2人で、1.7万円。年初め、こういう中華の表現方法もある事を知った。