外観はパッとしない場末の潰れかかった中華料理屋。しかし、ここに湖州料理の凄腕料理人がいる。湖州料理の特徴は、微量の塩で味付け、辛さ控えめ、油少なめと日本人の口に合う中華。以前の日記↓にも書いた通り、TVに出て大ブレイクする以前に見つけちゃったオレは天才だと思う。
18時前に入店。客は誰もいない。
いつも通りハイボールから。お通しは無い。
クラゲ。肉厚のクラゲの歯応え、酢と胡麻油の香りがたまらない。強烈に美味い。
焼き餃子。餡も強烈に美味いが、特筆するべきは皮の旨味。皮にこだわる中華料理人は信用できるというのがオレの持論。猛烈に美味い。
シェフの故郷、浙江省産の18年ものの特級紹興酒。角が取れて円やか。
豆腐と海老の卵炒め。湖州料理らしく僅かな塩であっさり。強烈に美味い。
豆苗炒め。シャキシャキの食感。微量の塩と油と酒?だけの味付けで豆苗が持つ味を最大化。猛烈に美味い。日本で喰ってきた豆苗炒めの中ではナンバーワン。
鶏肉の山椒風味揚げ。山椒好きのオレとしては外せない品。ビールに合いそうなヤツ。強烈に美味い。
酢豚。酢豚って中華料理の中でも難易度の高い料理と承知しているオレ。酢の発ち方がキツくなく円やかなのがオレ好み。強烈に美味い。
コーンとキュウリの炒め。安価な食材なのに750円もするので気になって注文。湖州料理の技法を使い、微量の塩と油で味を整えている。強烈に美味い。
茄子とトマトのチャーシュー炒飯。茄子好きのオレとしては外せない品。既に限界に近づいた腹に油で揚げた茄子はヘビーだった。優しい味付けの炒飯は、トマトとの相性が良く文句無く美味い。
蒸し鶏の細切ラーメン。メニューの写真にオーラを感じ注文。鶏出汁は、旨味と香りが最高。超強烈に美味い。
〆て2人で、1.2万円。炒飯が余計だった。腹いっぱいで苦しい。全体的に味は大満足。