体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 「ワイン食堂 Chez とし」 本物の料理人が新小岩にやってきた

今年に入ってから近所にできたおしゃれな店を初訪問。この店の主人は、フランス、イタリア、スイスで修行を重ね、日本各地のレストランで総料理長を勤めてきた野崎敏治氏。
9時前、店に入る。カウンター9席だけの隠れ屋風。みんな静かに料理とワインを楽しんでいる。

泡を選ぶ。

久しぶりに呑む泡は、美味いに決まっている。

お通し代わりのオリーブ。綺麗な色をしている。この時点でこの店はイケると直感。

フォーク類は、カウンターの引出しに1人ずつ入っている。何か面白い。

まずは、彩り野菜サラダ。10種類以上の野菜はどれも生命力が漲っている。美味い。本物だ。

ノルウェー産サーモンのマリネ。弾力があり旨みがある。

海老のアヒージョ。超感動。感動は少なくても4回やって来る。勢い良く沸騰したオリーブオイルの美しさに感動。プリプリの海老の旨さに感動。絶妙な塩加減に感動。オリーブオイルの滑らかな旨さに感動。あまりに旨いのでパンに付けながら食べた後の残りのオリーブオイルも飲み干す。オリーブオイルは体に良いというが、これだけ飲んでも良いのか分からない。

自家製パン。モチモチで香りがいい。パンだけでもいくらでも食べれる美味さ。

泡が切れたので焼酎にチェンジ。伊万里牛のタタキを友に。タタキは当然旨かった。

イタリア産黒豚ソーセージ。野性味あふれる肉の旨みが凄い。

水。グラスがおしゃれ。

カラスミとジャコのパスタ。強烈に美味い。今まで食べてきたパスタの中では一番かも。これで950円はCP最高。

アップルパイとバニラアイス。

良い素材を使い手の込んだ料理は全部美味かった。グラスや器に並々ならぬこだわりがあり目でも楽しませてくれる。ソファーっぽい椅子も心地よい。全てが完璧。凄い店が近所にできた。また来よう。