体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

千葉 蘇我 炭火焼「山ちゃん」 山芋そーめん

こっち方面に仕事を作り、引き算の美学を復習しにやまちゃんへ。

入ると、うるさくも無く静かでも無く、ちょうどいい塩梅。客も引き算の美学を心得ている。やまちゃんは注文が重なってもバタバタしない。無駄な動きをしない引き算の仕事。今日も黒ホッピーと菊水を往復するリレー。アテはブリカマを目の前の炭火で焼いてもらう。余計な脂を落とす引き算の仕事。そして今日イチは、一見地味に見える山芋そーめん。コレ以上細くてもダメ、太くてもダメという線を見極めていて、合わせる出汁も秀逸。刺身は、カンパチ、鰹、〆鯖、アオリイカ肝付きとリレー。特にコリコリのカンパチが猛烈。最後に名物の重ネで〆て1人で、4.8千円。今日も引き算の美学を堪能した。