体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩「ワイン食堂 chez とし」 極上の海と丘の幸を喰らう

今年最後の外食。一年の締めくくりは近所の名店 ワイン食堂 chez としへ。一昨日の暴飲から回復していない身体。CAVAを頼んだ後、いつも以上にメニューを厳選。海の幸と丘の幸から一品ずつを選ぶ事にする。

海の幸は、魚介類の包み焼き。
包みを開けるとズワイガニ、ホタテ、ウニがギッシリ詰まっている。贅沢だ。魚介の旨味が凝縮した鮮やかな黄色のスープが絶品。パンをつけて食べまくる。

箸休めのドライフルーツ。
8種類もあり贅沢。特にりんごが美味かった。

丘の幸は、フランス ピエールさんのバスク豚Lボーンステーキ。
いつかと想い続けて半年、ようやく戴く時が来た。鍋島焼の大皿に乗ったすんごいデカイLボーンステーキ。そして主役にもなれる豪華な付け添えの数々。見ただけで幸せな気持ちになれる。

ちなみに、「ピエールさん」とは、飼育者の名前。バスク豚を絶滅の危機から救った英雄として知られる。野山を駆け回って栗やドングリを食べてのびのびと育つバスク豚の肉質は、弾力があり繊細。フォークで切り分け、まずは何も付けずに脂身と一緒に喰らい付く。思わず唸る。いつも食べている豚肉とは全く違う。野性味を残しつつ旨味と甘味がある。次は、すだちを絞って食べる。少しさっぱりする。その次は、柚子胡椒を付けて食べる。肉の甘味が引き立つ。付け添えのトマトも甘くて美味い。

デザートは、ラズベリーアールグレイのアイス。
見た目も美しく濃厚で美味い。

今日は胃の調子が悪かったのでいつもより少なめ。でも極上の海の幸と丘の幸を味わえたので大満足。
ご馳走様でした。