体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 押上 小料理「かずよ」 世界一美味いお新香

ここ最近のライフワーク、昭和の名酒場を巡るシリーズ。

スカイツリーの袂、押上には意外にも昭和の色を濃く残す通りが多い。

小料理かずよ。初めて入るには中々勇気のいる構え。中に入ると年輩のお母さんが迎えてくれた。

迷わず焼酎ハイボール。かち割り氷が凛として美しい。

オレ以外の客は全員顔見知り同士の完全アウェー状態だけど、よそ者扱いされない温かい雰囲気。お通しは二日酔いにも効くしらすおろし。

すっと出てきたかぼちゃの煮物。感動的に甘くて猛烈。この時点でアタリと確信。

刺し盛り。鮪の中トロ、鯵、スルメイカ、蛸の盛りで550円って。中トロが猛烈。

鯨刺し。色鮮やかなぷりぷりの塊から切り出される。何て言う鮮度だ。甘味も旨味も最高で猛烈。

お新香。一口喰って酔いが覚めた。透明感あふれる綺麗な酸味。超猛烈に美味い。世界一美味いお新香と断言する。

つくねとねぎま。自家製とのこと。鶏肉の旨味が溢れている。引き出しタイプの家庭用ガスコンロで焼いたとは思えない。猛烈。

昭和の温かい空間。料理も全部猛烈なのに〆て1人で、3.3千円。感謝しかございません。衝撃大満足。