体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 魚河岸料理「どんきい」 手打ちそば

今日は予め行動原理を決めていた。今シーズン初メニュー、または新メニューがあれば迷わず喰う。

いつも通りハイボールから。お通しのゆで落花生が秋。

秋を味わうための相棒は、飛露喜2杯→福田→梅干しサワー。

今シーズン初の天然とらふぐ刺し(小)。仕立ても美しい天然のとらふぐなのに、税込1,380円という驚愕のコスパが素敵。猛烈に美味い。

ふぐ料理2品目、ふぐ皮サラダ。野菜の苦味を一切感じさせない技が素敵。猛烈に美味い。

鰻のくりから焼き。蒲焼きよりも旨味が濃縮。猛烈に美味い。

今シーズン初の松茸土瓶蒸し。土瓶蒸しを最初に考案した人は天才だと思う。この官能的な香りに包まれて死にたい。猛烈に美味い。

昆布森の生牡蠣。秋になり良い感じに肥えてきた。猛烈に美味い。

京茄子と万願寺唐辛子のお浸し。名残りだけど茄子好きのオレとしては外せない品。出汁が良い塩梅。強烈に美味い。

今シーズン初の自家製いくら醤油漬け。塩気を感じさせない仕事が素敵。猛烈に美味い。

手打ちそば。会津の新そばを使い、息子さんが打った新メニュー。しっかり味わいたいので、〆の前に喰う。

まずは何も付けずに喰う。スッと入っていくのは身体が喜んでいる証拠。素材が良いからだ。次に山葵だけを付けて喰う。そばの甘味を感じる。仕事が良いからだ。最後に汁に入れて喰う。かなり攻めた強めの味だけど、いくらでも飲める円やかさも併せ持つ。センスが良いからだ。感動した。超猛烈に美味い。

本鮪のねぎま串焼き。山葵を少し添えて喰うと更に旨味が増す。猛烈に美味い。

今シーズン初のワカサギの天ぷら。油を感じさせない仕事が素敵。猛烈に美味い。

〆て2人で、1.4万円。予め決めていた行動原理通りに喰たので大満足。