予約しておいた「ささの離」。たった1人で席だけの予約なのに、前日、予約確認の電話があったので、さぞかし混んでいるのかと思ったら、空いていた。まあ、いいや。
生簀を囲うカウンターの端に座り、いつも通りハイボールから。お通しは謎の食物。
活造りの注文が入ると、都度、生簀から揚げる。
長崎ハーブ鯖の活造り。ナツメグ、オレガノ、シナモン、ジンジャーで育てた鯖。関東だと〆た鯖しか喰えないけど、九州は生、しかも目の前の生簀から揚げたばかりで、活きが違う。
超コリコリ、身質は縞鯵とカンパチのいいとこ取りをした感じ。甘い出汁醤油につけて喰うと旨味も引き立つ。鯖の概念が180度変わった。猛烈に美味い。
合わせるのは、長崎の地酒、六十餘洲。米の良い旨味を感じる。強烈に美味い。
白すりみ揚げ。この店の名物らしいので喰っておく。たこ焼きのアレンジって感じ。無難に美味い。
この店オリジナルの酒も行っておく。結果は、無難だった。
うちわ海老の活造り。これも関東では中々喰えないヤツ。甲羅の大きさに比べ、身はあまりに少なくて悲しくなったけど、独特の食感と甘味が最高。強烈に美味い。
純米吟醸を呑みたくて、広島の醉心。どんな味だったか忘れたけど、満足した事は覚えている。
天使の海老の刺身。これも関東では中々喰えないヤツ。天使の海老は生だとマズそうな鼠色なので、軽くボイルして鮮やかな色に仕立てている。頭は焼き。独特の甘味が最高。強烈に美味い。
うちわ海老の赤出し。旨味が溢れている。猛烈に美味い。
〆て1人で、9千円。Gotoトラベルの地域クーポン券を使い、支払いは8千円。オリーブ鯖は凄かった。大満足。
長いアーケート街をノープランで彷徨う体たらく。
