体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 神田 おでん「尾張屋」 老舗の矜持

多分、6年ぶりの尾張屋。江戸の初夏を思わせる凛とした佇まいに老舗の矜持を感じる。かつて、身の丈以上の店に入る事を趣味としていたころ、ちょくちょく訪れていた。今でも身の丈以上なのだが久しぶりに戸を開ける。

いつも通りハイボールから。お通しの白和えが美味い。

穴子の煮こごり。
しっかり出汁が効いている。さすが老舗。猛烈に美味い。

刺し盛り。
おでん屋だが、実は刺身が自慢。中トロなんか高級寿司屋レベル。超強烈に美味い。

鶴齢を冷酒で。

鯨ベーコン。
上品な脂。超強烈に美味い。

おでんに行く。
おでんの王道、玉子と大根。

そして、尾張屋名物の豆腐。
山椒、ネギ、おかかが豆腐を別次元のネタに引き上げている。猛烈に美味い。

底抜けを冷酒で。

おでん継続。昆布と鰹出汁が効いたおでんはどれも美味。特にロールキャベツと蛸が強烈に美味い。

〆て1人で、1.1万円。ちょっと高いけど、最近少なくなった江戸の大人の店を満喫した。