今日の計画を立てるため、朝5時に起きる。明日のことは今日しない、今日のことは今日するのが信条の体たらく。ネットで情報をかき集め、計画立案後、二度寝。
朝食はホテルのブュッフェ。猪肉チャーシューやソーセージ(写真には無いが)が、野生の味。濃厚で文句無く美味い。
台東駅へ。駅にヤマンバみたいな像が。人権侵害にならないのが不思議。
台湾一の米どころ、池上へ。事前予約無しで希望の電車に乗れた。台東駅から北上し、特急で40分弱の道のり。
池上駅到着。
駅弁屋「池上金美行」。池上まで来た唯一の目的は、ここの駅弁を食べること。台湾でトップクラスの駅弁らしい。
店に入り駅弁を頼む。強烈に暑いので店の中で喰うことを選択。蓋を開けると具がいっぱい。まず、腸詰めを食べる。強烈に美味い。次に池上米のごはんを食べる。日本米に近い甘味。強烈に美味い。他の具も全て文句無く美味い。大満足。
セルフのスープ。最初は味が薄くただのお湯に感じた。ところが、三杯目を口にした辺りから味覚中枢に変化が起きる。何て上品な味だろう。野菜と鶏ガラの出汁、ごく僅かな塩分も感じる。こんなに優しい味があるとは!日本では絶対に味わえない。お代わりをする。強烈に美味い。
店の壁には、客が駅弁の蓋を切ってコメントを書いた札が無数に貼ってある。
せっかくなので足跡を残す。弁当の字は、こちらでは便当になるらしい。誤字では無い。
駅からは徒歩5分でこの風景。田んぼは、日本同様、丁寧に手入れされているようだ。
池上駅から南下し、急行で25分ほどの道のり。
鹿野駅到着。ここからかつて日本人村のあった龍田村へタクシーで向かう。龍田村には、有名なサイクリングコースがあり、そこで気持ちの良い汗をかくのが目的。
レンタルサイクル店到着。中国語しか使わない店員のおばちゃんが猛烈な早口で解説するが、意味不明なので早く解放して欲しいと心の中で叫ぶ。
ようやく解放され、サイクリング開始。標識が充実しているので迷うことは無い。
グリーントンネルの入口に一軒のカフェ。猛烈な暑さの中、オアシス的存在。
レモンとマンゴーのアイスでクールダウン。日陰で心地良い風を感じる。
サイクリング再開。3度の緩やかな道の勾配が、ペダルを漕ぐことから解放してくれる。
サイクリング終了。タクシー呼んでもらうと行きと同じ運転手さん。本来なら120元の会計を50元で良いと言って、それ以上受け取ろうとしない。こんな国は世界中で台湾だけだ。
次の電車まで時間があるので、近くのセブンイレブンでジュースを飲みながら時間を潰す。
台東行きの鈍行列車に乗る。16分の道のりだ。レトロな車輌がイイ感じ。
台東駅到着。ホテルに戻る。
後半へ続く。