体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 森下 居酒屋「山利喜 新館」 やはり、名物の煮込みは強烈に美味かった

大正14年創業の有名過ぎる老舗の名店 山利喜。月島の岸田屋、北千住の大はし、そして、ここ山利喜の煮込みを東京三大煮込みという。口開けの17時を過ぎて森下駅に到着。本館は、既に満席という予感は当たり、止む無く新館へ。

白穂乃香で乾杯。
白穂乃香は、生きた酵母が残っているので品質管理が徹底できる店でしか提供できない貴重なビール。お通しのちりめんじゃこは、山椒が効いて酒のアテに最高。

煮込み玉子入り。
山利喜の煮込みは、野菜や豆腐は一切入れず、牛モツ(小腸と第四胃)のみを使い、大鍋で6時間煮込んで仕上げる。モツから溢れ出した脂が強烈に美味い。何故か洋を感じさせる味。お代りを頼む。

冷酒(磯自慢)を呑む。

ツブ貝と分葱のぬた。
普通に美味い。

カンパチの刺身。
脂が乗っていて美味い。

自家製ピクルス。
文句無く美味い。彩りも鮮やか。

秋刀魚の刺身。
甘味があって美味い。

18時チョイ過ぎでこの暗さ。もう夏も終わりだね。

レバーパテ。
こんな洋モノも味わえるのが嬉しい。若い客はワインばかり呑んでいるが、若く無い俺は、白穂乃香→磯自慢→醸し九平次→焼酎ロック→ハイボールとリレーする。

軟骨タタキ、タン、レバー焼き。
炭の香りは良いが、味は普通の印象。

〆て2人で、1万円。
流石に煮込みは絶品だった。老舗の雰囲気を味わいたいので、今度は本館で呑んでみたい。