体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東千葉「寿司栄」 2015年盛夏の宴

半年ぶり、5回目の寿司栄訪問。今回は、新子を目当てに。

過去の訪問記↓
2014年3月訪問日記
2014年7月訪問日記
2014年10月訪問日記
2015年2月訪問日記

いつも通りハイボールを頼む。
最初の品は、海ぞうめん。
この時期にしか味わえないとのこと。モズクより磯の味が強い。

この季節は、ワカメ代わりに海ぶどう
新鮮で美味い。

朝〆の真子鰈。(写真撮り忘れ)
文句無く美味い。

熟成させた縞鯵。
香りがいい。文句無く美味い。2杯目のハイボールを頼む。

3日寝かせた真子鰈、肝入り。
強烈に美味い。

京都産岩牡蠣
超濃厚。思わず大将お任せで冷酒を頼む。

新政ラピスラベル。
新政が示す新時代の日本酒をブランデーグラスで楽しむ。上品な香り、甘い口当たり、ジューシーな酸味。強烈に美味い。これは外国人受けする事間違い無し。

花咲蟹。
レモンを絞りサッパリ戴く。

枝豆。
夏を感じる。

いぶりがっこのトロタク巻き。
強烈に美味い。

醸し九平次黒田庄にうまれて、」。
ラベルには、使っているお米を栽培した田んぼの座標が刻まれている。この酒もブランデーグラスで呑む。柑橘系の香りがする。強烈に美味い。

黄金蟹の握り。
黄金蟹とは、紅ズワイとズワイのハーフで、味も両方の蟹の良いとこ取りをしていると言われている。ハーフが生まれることは殆ど無いので、漁獲量の1%しか存在しない希少価値の高い蟹。強烈に美味過ぎて、この辺りから頭が壊れ出してきた。

煮鮑の肝と雲丹ソース。
スゲ〜美味い。スプーンで取りきれない器に残った肝雲丹ソースは、こっそり舌で舐め回した。

石垣貝。
軽く炙ってある。貝は少し炙った方が旨味と甘味が増す。文句無く美味い。

新政エクリュラベル。
次々と凄い酒が出て来る。エクリュとは、フランス語で「生成り色」の意。酒色は、確かに黄色味がかった白、生成り色をしている。先ほどのラピスラベルとは違い秋田酒こまちを使用。柔らかく甘味がある。強烈に美味い。

自家製蟹ミソ。
酒のアテに最高。

雲丹とイクラ白海老
混ぜ混ぜして酒のアテに。シャリも投入して食べる。強烈に美味い。

イクラ醤油漬け。
雲丹ソースをまぶしたシャリがこっそり入っている。強烈に美味い。

鯖寿司。
海苔をめくった写真。肉厚の鯖。文句無く美味い。

平貝磯辺焼き
普通に美味い。

田酒 夏酒。
いつも呑んでいる田酒とは違う。白麹を使用することにより、甘酸っぱい味わいに仕上がっている。今日初めて杯を使って呑む。

握りスタート。
毛蟹と中落ちのコラボ。
禁じ手、奇想天外の組み合わせが寿司栄の真骨頂。頭の固い人は、邪道と言うかもしれないが、幸い、握りに辿り着く前に誰もが脳みそ溶けだしているので素直に受け入れられるはずだ。強烈に美味い。

鰯。
これだけの豪華ネタの中にあって、地味な存在の鰯だが、今日一番印象に残った美味さ。良い脂が乗っていて強烈を通り越した旨味。

金目鯛の縁側。
軽く炙ってある。コリコリ食感も残っていて美味い。

何故か炭酸が飲みたくなり、ここでハイボールに戻る。シングルで頼んだのにサービスなのかダブル以上に濃く感じた。まあ、いいや。

鰹。
スッと入っちゃう美味さ。

白雲丹と赤雲丹のコラボ。
美味過ぎて訳が分からない。

カマ下の中トロ。
口の中でトロける。

中トロ。
鮪と言うより、ある意味、松阪牛刺しを食っているような力強さがある。

穴子を塩とタレで。
もうお腹いっぱいなのに美味しく食べられる。

富山海老。
ミディアムレア焼きにして卵が乗っている。焼き加減が絶妙で旨味と甘味を最大限化している。

新子。
今日の目当ては、最後にやって来た。今年は、新子の価格が急騰していて例年の3倍、キロ15万円との事。拝んでから食べる。文句無く美味い。

花咲蟹の味噌汁。

最後に、鰯を追加注文。
やっぱり強烈に美味い。

〆て2人で4.3万円。
我々労働者には、大変な金額だが、これだけの素材・仕事の対価としては、CP良し。