体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

夏の高知・愛媛・広島呑み食い旅行2日目 内子「魚林・りんすけ」の鯛めし→内子「下芳我邸」の氷いちご→松山「せくら」の鰹の塩タタキ

7時前に眼が覚める。今日もいい天気だ。温泉に浸かった後、朝飯。シンプルだけど美味しい朝食。日本人に生まれて良かった。

ホテルを出て、近くの千枚田へ。

日本の田は、この上無く美しい。効率度外視で手入れをしている。TPPで安価な米が入ってきてもこの美しい田は続いて欲しい。

四国カルストへ。石灰岩がゴロゴロした丘に風力発電のプロペラが風景に溶け込んでいる。

細い山道を走り内子へ。ここで昼飯を喰う。
内子町「魚林・りんすけ」。

内子名物の鯛めし。
黄身を混ぜ、甘めのタレを掛けてガッつく。強烈に美味い。黄身と少し甘めのタレがポイントだ。

強烈に美味い鯛めしの後は、強烈な日差しの中、内子散歩へ。この暑さは拷問だ。内子座、商いと暮らし博物館、木蝋資料館上芳我邸など定番コースを観て回る。

熱中症の予防薬、かき氷を食べるべく「下芳我邸」へ。芳我一族の分家で明治初期の建物。戸を開けると、いきなり欧米人の団体がビールを美味そうに飲んでやがる。このアンマッチに驚く。

店内は、レトロでいい感じ。1尺4寸の大黒柱が明治時代からこの家を護っている。

氷いちご。
お盆には一輪ざし、洒落た器、目で楽しんだ後、かき込む。熱中症にならなくて済んだ。苺は、内子産紅ほっぺを使用。この店の雰囲気の中で美味いかき氷が食べれて550円は、CP最高。

汗も引いたので、車に乗り道後を目指す。
今日は、道後の温泉宿に素泊まりし、松山に呑みに繰り出す算段だ。

松山 三番町 居酒屋「せくら」。
太田さん本で見た記憶がある。

まずは、ハイボール。最近、茄子にハマっている俺としては嬉しいお通し。

黒鯛の刺身と鰹の塩タタキ。
黒鯛は、コリコリで美味い。ポン酢を使わない塩タタキも美味い。

気まぐれサラダ。
シンプルだけど美味い。
ここで、冷酒にチェンジ。初雪杯 生原酒。芳醇、美味い。

自家製らっきょ漬け。
普通に美味い。

地酒シリーズ継続。

スルメイカと縞鯵の刺身。
これも強烈に美味い。

紀ノ川鮎の開き干し。もう、堪らない。冷酒がススム。

地酒シリーズ継続中。

ふわふわ玉子ステーキ。
この店の名物。自分でかき混ぜて食べる。文句無く美味い。

最後の冷酒。

鍋焼きうどん。
これもこの店の名物というか松山の名物。普通に美味い。

〆て2人で1.1万円。大満足。

途轍もなく長いアーケード街を散歩し、夜食の吉牛をテイクアウトしてホテルへ戻る。
吉牛を食ったら眠りに落ちた。