体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

夏の北欧旅行 5日目 ガムラ・スタン観光そしてTALLINK SILJA LINEでヘルシンキへ

今日は、ガムラ・スタンをゆっくり観光した後、TALLINK SILJA LINEでヘルシンキへ向かう。

昨日、欲張って急ぎ足で観光した分、今日はゆっくりとした時間を楽しむ。
10時過ぎ、ホテルを出てセーデルマルムを港沿いに東へ歩く。海越しにガムラ・スタンを眺めるためだ。

ここからは、スカンセン野外博物館のあるユールゴーダン島も見渡せる。
ベンチに座り空を見上げる。今日は昨日よりも空が青い。
パノラマモードで撮影。

ガムラ・スタンに向けて歩きだす。途中、土産物屋を冷やかしながら衛兵の交代式を観るため王宮に向かう。交代式は地味だけど観て良かったと思う。儀式を大事にして続けているのは良いことだ。

昼飯は大広場にあるレストラン STORTORGSKALLAREN(何て発音するか分からない)。

昨晩、お目当てのトナカイ肉にあり付けなかったので、トナカイ肉があるかウェイトレスに聞いてみると、あった!

初めて食べるトナカイ肉。味は、ビーフでもなくポークでもなくチキンでもなくラムでもない。柔らかくて独特の旨みがいい感じ。ストックホルム最後の日に食べられて良かった。
相方はあまり腹が空いていないらしく前菜盛り合わせ。彩も良く美味かった(らしい)。

広場を眺めながら頭を空っぽにしてビールを呑む。至福の時。

〆てSEK819(約12,500円)。高いなー。

ガムラ・スタンをゆっくり散歩する。
ドイツ教会。絵になるね。

そろそろいい時間になったので、荷物を取りにホテルに戻る。
ロビーのソファーに座り、暑さで疲れた体を休める。若い時のように連続して行動できない。歳を感じる。15時、タクシーに乗りフェリー乗り場へ。

セルフチェックイン機で予約番号とセキュリティナンバーを入力して乗船券を発券する。この乗船券は、磁気カードになっていて個室の鍵にもなる優れもの。いよいよ乗船。

荷物を置くため、個室に入る。狭いけど日本のビジネスホテル並みで船の中であることを考えると十分。シャワーとトイレもある。

プロムナード(船の中のメインストリート)を歩く。船の中に居ることを忘れてしまう空間。


デッキに出る。欧米人は早くも呑んでいる。

船は群島の中を静かに進んで行く。

ストックホルムに住む多くの人達は、1か月半の夏休みをとる。サマーハウスと呼ばれる森の中の別荘で過ごす人達が多いという。贅沢ではなく、むしろお金を掛けずに長い夏休みを過ごすための知恵らしい。こんな人生に憧れる。まだまだ日本人は働き過ぎだ。

デッキで海風を感じながらシャンパンを呑む。静かな時間が流れる。

20時、予約していたブッフェ会場に入る。

何故かリミッターが壊れ、狂ったように食べまくる。






以上、俺1人分。種類はとても多く、寿司なんかもあり嬉しいけど、味は普通だな。

夕日を観にデッキへ。船の上から夕日を観るのは初めてだ。本当に美しい。

今日も楽しかった。