体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

冬のオーストラリア旅行 羽田〜シドニー

金曜夜、羽田空港ANAラウンジで呑み喰い。f:id:teitarakuen:20190831205801j:plain

名物のANAカレーをアテに冷酒銀盤を嗜む体たらく。カレーと日本酒の相性は最悪と知る。f:id:teitarakuen:20190831205828j:plain

エコノミーだけど足を放り出せるナイスな席を確保し、シドニーへ。f:id:teitarakuen:20190831205855j:plain

機内食を喰っている間から猛烈に眠くなり堕ちる。起きるとオーストラリアの土漠地帯を飛行中。f:id:teitarakuen:20190831205013j:plain

上空待機があり、少し遅れてシドニー空港到着。ホテルに荷物を預けて散歩開始。オレ的には、オーストラリアは常夏のイメージがあったけど、今はしっかり冬。広葉樹の葉が無い。f:id:teitarakuen:20190831162259j:plain

天気も悪く、結構寒い。f:id:teitarakuen:20190831162315j:plain

森林公園みたいな所を抜けると、f:id:teitarakuen:20190831162351j:plain

ビル郡。f:id:teitarakuen:20190831162409j:plain

港へ向けうと、オペラハウスが見えてきた。f:id:teitarakuen:20190831162421j:plain

向かいにハーバーブリッジ。f:id:teitarakuen:20190831162435j:plain

オペラハウスの入口は、わりとチープな印象。f:id:teitarakuen:20190831162450j:plain

オペラハウスの事は、だいたい分かった。f:id:teitarakuen:20190831162501j:plain

昼メシは、土産物屋の日本人店員に教えてもらったOYSTER BARへ。f:id:teitarakuen:20190831205707j:plain

冬だけどオープンテラス席。f:id:teitarakuen:20190831205152j:plain

海からの風で寒いけど、オーストラリア産生ビールから。f:id:teitarakuen:20190831205022j:plain

生牡蠣は、産地違い4種の中から適当に3種を選ぶ。産地により味の違いがあるけど、どれも独特のクセがあり、オレ好み。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20190831205036j:plain

刺し盛り。これで24AUD(約2千円)もするのは日本じゃ考えられないけど、ハマチとガリが意外と美味い。f:id:teitarakuen:20190831205048j:plain

生帆立貝の七味唐辛子ポン酢。完全に和風。熱燗が欲しくなるヤツ。文句無く美味い。f:id:teitarakuen:20190831205114j:plain

牡蠣のベーコンとウスターソース焼き。変化球も試す。ベーコンが主役になってしまったけど文句無く美味い。f:id:teitarakuen:20190831205124j:plain

4種の内の残り1種を喰い、全種制覇。これで思い残すことは無い。f:id:teitarakuen:20190831205131j:plain

どこに行っても呑むモヒート。たっぷりのミントをストローで潰しにかかると、ストローは紙製なので壊れかける。環境保全にうるさいオーストラリアの洗礼を浴びた。f:id:teitarakuen:20190831205139j:plain

〆て2人で160AUD(約1.3万円)。寒いけど無難に満足。

The Rocks側からのオペラハウスの眺め。屋根は真っ白ではなく茶色く汚れた印象。f:id:teitarakuen:20190831162509j:plain

The Rocksあたりを散歩。f:id:teitarakuen:20190831162518j:plain

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連れがジェットボートに乗りたいと言い出し付き合う。通常、85AUDのところを60AUDにディスカウントしてくれたけど、30分で日本円にして4.8千円は高い。f:id:teitarakuen:20190831162630j:plain

ここまでは写真を撮る余裕があったけど、この先は大変なことになる。高速急カーブ、蛇行運転はまだ良いけど、急ストップターンで上から横から大量の海水が襲って来る。その急ストップターンを10回近くやられて雨合羽が意味無くなるほどズブ濡れ。冬なのに。f:id:teitarakuen:20190831205221j:plain

全身ズブ濡れなのでタクシーにも乗れず、寒いのに仕方なく徒歩でホテルへ。安いホテルだけど部屋からはオペラハウスや、f:id:teitarakuen:20190831162756j:plain

シドニータワーも見えるナイスな部屋。安いけど満足度の高いホテルを見つけちゃうオレは天才だと思う。f:id:teitarakuen:20190831162742j:plain

夜は予約サイトOpenTableで押さえた南米料理レストラン、Tequila Mockingbirdへ。f:id:teitarakuen:20190831205750j:plain

なぜ南米料理か。オーストラリアは移民の国なのでオーストラリア料理というものは存在しない代わりに世界中の料理が楽しめる。ならば、未だ喰ったことのないジャンルに挑戦。最近、ペルー料理も最先端の美食家の間で話題になっているし。南米料理だけどオーストラリア産白ワインで合わせてみる。f:id:teitarakuen:20190831205301j:plain

店内はかなり暗い照明で写真撮るのはキツい。加工して何とか見えるレベルに。

ヒラマサのティラディート。ティラディートとはスパイシーカルパッチョの様なペルー料理。ピリ辛な味付けでヒラマサの脂を優しく中和している。超強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20190831205238j:plain

和牛ビーフのタルタル黄卵乗せ青トウモロコシのトトポスト。トトポストとはサポテカ文明に由来するトウモロコシで作る保存食。黄卵を混ぜたタルタルをトトポストに乗せて喰らう。和牛の存在はあまり感じないタルタルだけど強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20190831205245j:plain

蛸のグリル ケッパーレーズンピューレ ハーブサルサソース。意欲は感じるけど、蛸の弾力を殺したパサパサの焼き方がNG。ハーブサルサソースの力で何とか文句無く美味いレベルに。f:id:teitarakuen:20190831205315j:plain

茄子のナチョス 黒豆のピューレ トトポス。ナチョスとはメキシコ発祥の溶かしチーズをかけて食う料理。味はタコス風。文句無く美味い。f:id:teitarakuen:20190831205345j:plain

ラム肩肉のロースト チミュチリを添えて。チミュチリとは、アルゼンチン発祥のパセリとニンニクをみじん切りにして塩、油、酢でまとめたソース。このチミュチリは苔みたいな見た目だけど肉の旨味を引き出す良い仕事をしている。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20190831205400j:plain

ブロッコリーのグリル 二重に隠れたテキーラドレッシング。ブロッコリーの歯ごたえが良い感じだけど、量が多過ぎて辛い。ドレッシングの味は秀逸。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20190831205419j:plain

芽キャベツの素揚げ レモンガーリックドレッシング ペコリーノチーズかけ。最後に凄い料理が出てきた。焦げた芽キャベツの皮を酸っぱいドレッシングとペコリーノチーズで包むと異次元の味に昇華。超猛烈に美味い。今日の一番。f:id:teitarakuen:20190831205523j:plain

柚子のメレンゲとグラニテ。日本では喰えないかなり甘いヤツ。文句無く美味い。f:id:teitarakuen:20190831205611j:plain

 〆て2人で、チップ込み235AUD(約1.9万円)。印象としては、ホノルルのseniaに似ている。カジュアルな雰囲気で実験的な料理を比較的安価に楽しめる。超大満足。