体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 大衆割烹「登美乃家」 かきのあげだし

前回の衝撃的な出逢いで、週一訪問を誓った体たらく。猥雑で昭和全開の新小岩にスタバや成城石井が来る日が訪れるなんて思ってもいなかった。昭和の灯りが消える前に、思う存分昭和を味わう。

梅干しハイから。昭和風お手製梅干しが良い味している。そして、度肝を抜かされたのは、お通しの厚揚げ。昭和全開の甘くて濃い味付けが最高。猛烈に美味い。

日本酒は、越乃白梅の常温→神亀のぬる燗とリレー。

らっきょの味噌漬け。初体験。どこぞの郷土料理なのか?強烈に美味い。

冬瓜のベーコンスープ煮。洋風であり和風でもある難解な一品。強烈に美味い。

かきのあげだし。意図的に厚い衣を纏わせ出汁の効いた汁に漬ける。脇役であるはずの出汁は、時に主役として強く前に出て来る。猛烈に美味い。

おでん。沁み沁みの大根が良い感じ。強烈に美味い。

登美乃家玉子丼。屋号を冠するだけに、出汁の味を前面に出している。鶏肉は無いのに、この旨味とコクは何処から来るのだろう?超強烈に美味い。

〆て1人で、5.7千円。今日も大満足。次回は、茄子味噌炒めと具なしカレーを攻めたい。