体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

家呑み日記No.32 醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦

街の木々は新緑が芽生え、小鳥の可愛いさえずりはいつもと変わらないのに、新型コロナで世界は第三次世界大戦が始まった様な惨状が続いている。体たらく自身もテレワーク中で、ZOOMやらTEAMSやらで打合せや会議は会社に行かずとも普通にできちゃう事は分かってきたけど、大恐慌になって仕事が無くなったら何して生きて行くか?そんな重い話しを忘れるために、今日は少し高い日本酒(税込2,134円)を開けて家呑みだ!

醸し人九平次。1647年から代々九平次という名が襲名され、現在15代目。伝統に甘えずイノベーションを続け、パリでのお披露目の機会を得る。そこで、『大きい会社でないでしょ?判るよ。何故なら造り手の味がするよ。ワインも最終的にはこういう品を選んでいるよ。』と、九平次にとって最高の褒め言葉をもらう。ワインの本場で認められた瞬間だ。九平次の挑戦は続く。ワインの様にテロワールを語れる様になるため、自ら米の栽培を始める。そんなストーリーに魅せられ購入。お猪口ではなくワイングラスに注いで香りを確かめる。果実の様な甘い香りがする。呑む。これは、米から出来たワインだ。日本酒の可能性に驚いた夜。

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