体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

ファーストクラスを居酒屋にする方法〜1次会〜2次会〜〆のラーメン

恥を捨てる。それだけ。酒をじゃんじゃん頼んだらCAに笑われるとか、貧乏丸出しだとか、クヨクヨ考えない剛毛の生えた心臓を持てば、ファーストクラスは高度1万メートルの高級居酒屋になる。

いつもと違って左へ。

半個室の空間。

席に座ると代わる代わる3名のCAが挨拶に来て、ウエルカムシャンパンが置かれる。離陸前にパジャマをもらい着替えを済ませる。

離陸し、ベルト着用サインが消えるとメニューを渡される。ファーストの客は、俺を入れて4名だけ。4名の客を3名のCAで対応。痒いところに手が届く良い居酒屋になりそうだ。

1次会は、迷わず和食を選ぶ。

今年の6月にワインセレクションを一新したらしい。楽しみだ。

まずは、KRUGから。
ワインセレクションを一新したと書いたが、KRUGだけは変えない。ANAは国際線就航時からずっとファースクラスでKRUGを提供し続けている。丁寧に呑むと樽の香りを感じる。強烈に美味い。

アミューズのガスパッチョもどきの酸味が最高。強烈に美味い。

ロゼのシャンパン。
フレッシュ。文句無く美味い。

和食コーススタート。
特に、すっぽんの煮こごりと鱧のお椀が強烈に美味い。そして、意外にもお新香が猛烈に美味い。ご飯はイマイチ。




以上で1次会終了。泡ばかり呑んでいた。

2次会は、胃を休ませるためサラダから。普通に美味い。

白ワイン シャブリ。
大好きなシャブリ。引っかかりの無い良いワインだ。強烈に美味い。

チーズの盛り合わせ。
特に、ブルーチーズが強烈に美味い。

赤ワイン シャトー。
良く分からんが、良い香りがしている様に思える。文句無く美味い。

響21年のハイボール
どこの居酒屋に行っても頼むハイボールだが、今日はこれ以上無い超贅沢仕様。なんと響21年(実勢価格3.5万円)をソーダで割るという暴挙 に出る。猛烈に美味い。

村尾をロックで。
プレミアム焼酎も呑んでおく。しっかりした味であるが呑みやすい。良い焼酎だ。猛烈に美味い。

頼んだ酒はいずれも開栓済みのものは無く、俺のために口開け。贅沢。

〆は、一風堂ラーメン 空の上のトンコツ「そらとん」。
高度1万メートルで豚骨ラーメンが喰える幸せ。文句無く美味い。

搭乗中、ずっと呑み続けていた体たらく。台湾の南東にある台風を避ける大回りルートで飛行したけど、定刻より早くシンガポールチャンギ国際空港に着陸。しかもいつ接地したか分からないくらいのナイスランディング。キャプテンの腕とCAさんの完璧な接客に感謝。