今宵は小池都知事の「夜間の外出自粛」要請に従い、家呑みにする善良都民の体たらく。こうなるのを早々に想定し、良い酒を多数仕入れて備蓄しておいた先見の明が生きる家呑み。
今宵の酒は、甲子。甲子は千葉の個人営業居酒屋や街場寿司で良く見かける千葉を代表する日本酒だけど、イマイチ垢抜けない安酒の印象が強かった。しかし、ここ1年で大きく変化。昨年11月リリースの日本酒ヌーボーと謳った「酒井の夜明け」のフレッシュ感とデザイン性の良いボトルに感動し、期待を込め春酒を購入。林檎とマスカットの様な香り、シャンパンのようなガス感が口の中に広がり、一瞬飲みやすい様に思わせ、後で重くガツンと来る辛口の仕上がりに杜氏の矜持を見た様な気がする。強烈に美味い。
◆甲子春酒 香んばし 純米大吟醸生原酒
◆生産者:飯沼本家 千葉酒々井
◆製法:純米大吟醸生原酒
◆原料米:山田錦、美山錦
◆精米歩合:50%
◆製造年月:2020年3月
◆価格:1,900円（720ml）
アテは、新小岩ルミエール商店街の「魚屋うらまつ」で購入した品々。
鮪の漬け。すり胡麻、胡麻油、紫ねぎ等を混ぜた酒のアテに最高なヤツ。強烈に美味い。
鮪大根煮。鰤では無く鮪！甘く炊いた大根が最高。強烈に美味い。
その他、鮪刺し、鰤刺し、レバ唐揚げなど、出来合いばかりで対応したけど、CPも味も文句無く。自宅が良い居酒屋になった。
