外出自粛要請だし、大雪だし、家の中でおとなしく過ごす体たらく。今日も昔の海外旅を思い出すシリーズ。
2004年、キューバからの
帰り道に立寄ったメキシコシティ。1日だけの観光だったが、中々凄かった。まず、治安の悪さ。毎日何十人も殺されている、タクシーの運転手は皆んな強盗と思えなど、世界トップクラスの治安の悪さを讃える情報が満載。空港に着くと、確かにヤバそうな感じがした。てんとう虫型ワーゲンの一般タクシーに乗るのは止めて、キャデラックの高級タクシーを使いホテルに移動。事前に予約しておいたのは、セキュリティがしっかりしていそうな高級ホテル。夜メシは外に出ずホテル内のレストランで済ます。明朝、テオティワカンへの行き方を検討。ホテルの高級タクシーに値段を聞いたらバカ高くて予算オーバー。仕方なく、バスターミナルまではタクシー、そこからは乗り合いバス。このバスに乗る前に体中触られる入念なセキュリティチェック、途中の停留所から乗る客にも入念なセキュリティチェック、そこまでしないとヤバい治安と悟った。1時間ちょっとでテオティワカン到着。お目あては、ピラミッド。太陽のピラミッドと月のピラミッドがあり、↓は、宗教的に重要だった月のピラミッド。
月のピラミッドに登る。高地にあるため酸素が薄く、息切れする。
テオティワカンの都市面積は約20平方キロメートル、最盛期には、10万から20万人が生活を営み下水網も完備されていたという。なぜ滅びたかは謎。
次の目的地、メキシコ国立人類博物館へ。ここでのお目あては、「太陽の石」ことアステカカレンダー。マヤ神話によると、世界は過去に4度滅んでいて、現在は5番目の時代だそうだ。長期暦が2012年12月23日に終わるため、現代も滅亡するだろうとの予言を恐れていたが、見事に外れてくれた。
膨大な展示物があり、他はもう覚えていないけど、
写真で振り返ると、独特の世界観がある。
何か威圧感を感じる。
何だこいつは?
パカル王の翡翠のマスクは覚えている。凄いオーラだった。
古代人が描いた壁画だと思う。
行きたかったソカロ広場には時間切れで行けなかった。今度は時間を掛けて再訪したい街だけど、治安の悪さは改善方向にあるものの、まだまだ危ない様だ。