体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

冬の富士を見に山中湖へ

何となく今のうちに富士山を見ておきたいと感じ山中湖へ。

富士を見るために建てられたという「ホテルマウント富士」。このホテルに一泊し、冬の富士を眺める。

ホテルは小高い山の山頂にあり、部屋のベランダからは、富士山と山中湖が間近に見える。今日の富士山は雲に覆われて残念。

温泉に浸かった後、部屋呑み開始。ホテルのレストランは異常に高いし、山中湖にはイイ居酒屋も無いので部屋呑みを選択。

いつも通りハイボールから。
セブンイレブンの弁当で腹を満たした後、ちょっと贅沢な缶詰をアテに冷酒を楽しむ。

新政 ラピスラベル。
部屋呑みがチープにならない様、新政を持参。米から造られたとは思え無い味と香り。強烈に美味い。

牡蠣の燻製油漬け。
600円オーバーの缶詰は初めてだ。缶を開けるとスモークの強い香りが鼻を突く。文句無く美味い。

帆立のバジルソース仕立て。
イマイチの印象。

蟹味噌。
臭いしビジュアル的にも難があるけど、味は今日一番のヒット。缶詰でこれだけの味が楽しめるのは嬉しい。強烈に美味い。

ダラダラ4時間以上も呑んだ後、堕ちた。

紅富士を見るため夜明け前に起きる。
赤富士は北斎の浮世絵もありメジャーだけど、紅富士はマイナーな印象。赤富士は夏の朝、山の地肌が日光で黒褐色に色づいた状態を言い、紅富士は冬の朝、雪の斜面が日光で照らされ、鮮やかな紅色に染る状態を言う。

ベランダから眺める日の出前の富士山。昨日とは違い雲ひとつ無い天気。

中庭に出て、富士山に積った雪がフラミンゴレッドに染まる紅富士を見る。美しい。

ベランダから眺める日が昇った後の富士山。

山中湖畔を散歩する。澄んだ空気が美味い。

今回は観光無し。昼過ぎのバスで東京へ戻った。

体たらくがボローニャを訪れた10ヶ月後に大地震が起き、台南を訪れた3ヶ月後にも大地震が起きた。

数ヶ月後、富士山が噴火するかも知れない。