体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

熱海食べ歩き旅行最終日 「ホテルビュッフェ」→「漁師家 大次郎丸」→「活魚料理 みつはし」

朝6時に目が覚める。温泉に入り、朝食を食べに行く。
ビュッフェだと朝から限界まで食べてしまう自分はアホだと自覚している。

限界まで食べた後は、部屋のベランダで海風を感じながら日光浴。チェックアウトの11時まで徹底的にダラダラする。

ホテルでタダ券をもらってMOA美術館へ。吉田博の木版画の作品を多く展示。独特な作風もさることながら、交通が発達していない明治時代に、欧州、アジアを周り、多くの作品を残したバイタリティーに驚く。

何故か茶の庭がある。若葉と苔が美しい。

次は、以前から気になっていた網代に電車で移動。駅前は昭和な感じ。熱海と違い平坦な道が続く。

昼飯は、地魚料理が楽しめる「漁師家 大次郎丸」へ。

地魚海鮮丼(2,000円)を頼む。
見た目は豪華だが、味は可もなく不可もなく。

静かな網代の町を散歩した後、熱海へ戻り夕方の海岸沿いでマッタリする。多くのホテルやマンションが傾斜地に建っている様は、イタリアのアマルフィに似てなくもないが、美しさに欠ける。東京からこだまで50分弱のロケーション、海と温泉という観光資源に恵まれながら活かし切っていない、もったいない、なんて思いながら世界的観光地との違いを分析してみる。結果は別の機会に。

夕飯は、「活魚料理 みつはし」へ。我々が最初の客。カウンターに座り生ビールと刺し盛りを頼む。

お通し。

刺し盛り。
水槽から取り出した活魚は、車海老とカレイのみ。車海老は、コリコリで美味い。カレイはイマイチ。少し寝かせた方が美味いと思う。カサゴは美味。カサゴ、カレイ、アジの姿造りがトリプルで載って贅沢な盛りだが、感動まで到達しない。何故だろう?

蟹焼売。
これは美味い。

刺し盛りのアラを揚げてもらう。

カサゴのアラは味噌汁に。
味噌汁は、アラの出汁が効いて強烈に美味い。

〆て2人で1万円。
爆食いするほどのメニューが無く不完全燃焼気味。

不完全燃焼を引きずりながら熱海駅までの登り坂を歩く。こだまに乗り東京へ。熱海一泊二日の旅が終了。

余談
こだまの自由席のチケットは、金券ショップで買えば3千円程。混雑期でなければ座れるし、踊り子の指定席より1千円も安く乗れる上、30分程早く着くのでオススメ。