体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東千葉 「寿司栄」最高の魚介と日本酒に脳がぶっ飛んだ

今日は、東京ドームで開催されているテーブルウェアフェスティバルを見てから急いで千葉駅へ向かう。魚介&日本酒好きにとっての天国、寿司栄に行くためだ。

6時半、店に入る。まずは生ビールで口の中と頭の中をリセットする。これから始まる冬の宴に期待が高まる。

穴子の稚魚。
限りなく透明に近い肴。この時期のみ楽しめる。

帆立貝の身、ヒモ、卵巣。
身が甘い。

平貝の磯辺焼き
平貝は焼いた方が断然旨い。

新政 酒こまち。
ブランデーグラスで香りを楽しむ。世界仕様の日本酒。

関鯛のカラスミまぶし。
本日、最初の脳天一撃。ぶっ飛ぶ。香り、旨味、甘味の3要素が掛け算で効いている。思わず唸り声を出す。

関鯛を塩で。

ノドグロ
これもいい。冷酒がススム。

鮑煮。
柔らかく旨味ある。

鮑の肝。
苦味が堪らない。冷酒の最高のアテ。

鮑の歯。
1個の貝から2つしか取れない貴重部位。コリコリ食感が面白い。

ガス海老。
雲丹ソースが旨い。

写楽 おりがらみ。
福島の酒。薄濁りでフレッシュな味。

鮟肝。
甘い味付けと山椒の香りの組み合わせが最高。シャリとかき混ぜて食べる。

雌の毛蟹。

根室の雲丹。
雑味が全く無く、どこまでも透明な味。いつも食べている雲丹は、別の食材と思えてしまう。

黒龍三十八号。
これも限定酒らしい。酒のピッチが速くなってきた。

虎河豚の焼き白子をカラスミパウダーで。
底にシャリがあり良くかき混ぜてから食べる。極旨痛風セット。

鮪トロの炙り芽ネギ巻き。
衝撃的な旨さ。松阪牛の様だ。

カワハギを肝、岩海苔と一緒に。
次から次へと美味いものが出てくる。もう頭がおかしくなってきた。

カラスミのブランデー漬けと大吟醸漬け。
こう来たか‼︎ 味に深みが出る。カラスミ大国の台湾人にも教えてあげよう。

而今にごり酒生。
にごりが呑みたくなり大将に選んで戴く。而今ににごりがあったとは知らなかった。もちろん美味い。

イクラ、雲丹、トロ叩き、シャリ。
またもや最強の痛風セット。健康と引き換えでも後悔は無い‼︎

大トロのミルフィーユ。
口の中でとろける。天国に行きっ放し。

白海老の唐揚げ。
一応、箸休めの代わり?かも知れないが、美味すぎて休めない。冷酒がススム。

〆張鶴
山田錦で作った〆張鶴は、初めてとの事。最高だ。


玉子。
贅沢な甘味。

赤貝。
隠し包丁が綺麗。強烈に美味い。

毛蟹。
手渡しで天国への切符をもらう感覚。ずっと天国にイキっ放しだけど。

ノドグロ焼き。
皮が旨い。

獺祭 39。
今日、初めて自分で選んだ酒。
日本酒が香りの良さ、飲み易さ、透明感を獲得し、ここ数年で世界に通用するようになった事を再確認。

ノドグロ
独特の旨味と甘味。

鬼海老。
甘くて美味しい。

寿司栄スペシャル。
勝手にネーミングしたけど、白海老、トロ、雲丹、ヤマメの卵、芽ネギをのせた豪華仕様。この感動は説明不可能。

お椀(毛蟹)。
いい出汁が出ている。

馬糞雲丹と紫雲丹の巻物。
お椀が出た後も続ける。美味いもの続きで脳みそが雲丹の様に溶け出す。

小肌。
少し塩気が強い。

金目の縁側。
これが最高に美味い。コリコリ感が堪らない。

穴子をタレと塩で。
これで終了。穴子も当然、美味い。


〆て2人で4.4万円。
天国にイキっぱなしの3時間。
終わると罪悪感を感じてしまうほどの快楽を味わった。
次回は、シンコが楽しめる7月か8月に行ってみたい。

P.S.
いつもは、1.2万円のコースだったが、今日は1.5万円のコースを楽しんだ。両者の違いは大きくなさそうなので、1.2万円のコースで十分満足できる。

過去の寿司栄訪問記。
2014年3月訪問日記
2014年7月訪問日記
2014年10月訪問日記