令和二年、鮨初めは、自ら街場進化系鮨と謳う「鮨 かの」へ。
約1年前、CPの良い寿司屋を探していた時、割と近所にコース1万円、じゃんじゃん呑んで合計1.6万円/1人、江戸前の仕事をしっかりしている良店を発見。
現在は、コースの値段は1.6万円に跳ね上がったけど、その分の進化を味わいに「かの」へ。
オレは小松菜サワー、連れは白濁レモンサワーから。どっちもスッと呑める身体が欲しがっている系。超強烈に美味い。
アオサの茶碗蒸し。優しい味。文句無く美味い。
クエ刺し。ちょっとくたびれているけど、文句無く美味い。
女将お任せのクールジャパンに移行。最初は、宮寒梅 精米歩合29%という極限まで磨いた恐ろしい酒。どこまでも澄んでいる。猛烈に美味い。
蛸と鮑。蛸は無難、鮑は強烈に美味い。
鰆の藁炙りネギポン酢。文句無く美味い。
大将が目の前で赤シャリを作り出し、まだ若いシャリを使って雲丹イクラ丼。シャリが発ち過ぎて一体感が無い。無難に美味い。
俵雪。しっかりした辛口。強烈に美味い。
広田湾産牡蠣煮浸し。日本酒のアテに最高。強烈に美味い。
ガリは大葉と胡麻和えスタイル。これも日本酒のアテに最高。強烈に美味い。
爾今。火入れしているとは思えないフレッシュ感。強烈に美味い。
黒ムツ昆布〆鮟肝和え。この組み合わせは秀逸。超強烈に美味い。今日の一番。
白子を出汁で炊いたヤツ。難解な味。何とも言えない。
握りスタート。
小田原の鯵。寝かせることで良い感じに旨味が回っている。強烈に美味い。
東京湾のアオリイカ。厚み方向に4枚にスライスの後、横切り。繊維を全く感じさせず、甘味も引き出す技。強烈に美味い。
三厩産鮪赤身漬け。酸味がちょうど良い。強烈に美味い。
御慶事。雄町で作る酒は間違い無い。強烈に美味い。
中トロ。文句無く美味い。
カワハギ肝付。肝が良い仕事している。強烈に美味い。
〆鯖。良い脂が乗っているのに何も感じ無い。無難に美味い。
小肌。大葉と胡麻を忍ばせている。無難に美味い。
馬糞雲丹。上品な甘味。超強烈に美味い。
ここからのハイボール。
穴子。文句無く美味い。
赤身、中落ち、ネギ巻き。文句無く美味い。
玉子。無難に美味い。
手つくりアイスで〆。
〆て2人で、4.6万円。ちょっと高いけど魚が高騰しているから仕方ないか。