体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 魚河岸料理「どんきい」 真鯛のはす蒸し

昨日から続いた雨は一旦止み、雲の合間から黄昏時の寂しさを纏った明かりが顔を出してくれた。休日前と休日中の呑み方は、心に決めている事がある。今日このまま死んでも一片の悔いなし、と言い切れるフルスイングの呑み喰い。

いつも通りハイボールから。お通しの甘い栗とバイ貝煮が美味い。

直ぐに冷酒に移行。羽根屋と飛露喜をグラスで嗜み、裏ロ万の四合瓶へと悔いの無いリレー。

セリと木の子のお浸し。走りのセリと旬の木の子を秀逸な出汁で合わせる。猛烈に美味い。

昆布森産生牡蠣。太々しいほどに肥えた禁断の身。超猛烈に美味い。

鰹刺し。ニンニクを多めに添えてガツンと。強烈に美味い。

蟹みそ和え。日本酒のアテのために生まれた一品。猛烈に美味い。

古白鶏のレバー タレ。絶妙の火入れ。猛烈に美味い。

古白鶏のハツ 塩。噛むほどに旨味が溢れ出す。強烈に美味い。

お新香。箸休めも抜かり無し。猛烈に美味い。

穴子炙り。臭み皆無の完璧な仕事。超猛烈に美味い。

真鯛のはす蒸し。感動的なビジュアル。手の込んだ加賀料理まで地元で喰える幸せ。超猛烈に美味い。

黒豚ヒレかつ煮。〆は腹に貯まるものを。コレが豚肉を一番美味く喰う調理法。猛烈に美味い。

〆て2人で、1.5万円。今日死んでも一片の悔いなし。大満足。