体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 大衆酒場「中村屋」 豚生姜焼き

何もかも忘れたくなったら中村屋に行くといい。店に入ると、自分が何者か、どこに居るか、いつの時代に居るのかが全く分からなくなる。その喪失感が心地よい。f:id:teitarakuen:20200621123624j:plain

コロナに効くと信じている謎の黄色い下町ハイボールを呑むと、一気に身体の力が抜ける。f:id:teitarakuen:20200621123638j:plain

20時を過ぎても満席。団体客もいっぱい。f:id:teitarakuen:20200621123644j:plain

新しい生活様式を全く無視した昭和の酒場。f:id:teitarakuen:20200621123651j:plain

四方八方から全力で騒ぐ声と叩く手の音が襲いかかる。f:id:teitarakuen:20200621123657j:plain

この光景を西村大臣と小池知事に見せたら即倒しそう。f:id:teitarakuen:20200621123706j:plain

でも、ここの常連客は、コロナになんかに罹らない。f:id:teitarakuen:20200621123719j:plain

生命力の強さなのか。f:id:teitarakuen:20200621123726j:plain

でも、不思議なのは、店の中は強烈にうるさいのに、一歩店を出ると静まり返っている。f:id:teitarakuen:20200621123732j:plain

夢でも見ているのか。f:id:teitarakuen:20200621123738j:plain

料理は何を喰っても美味い。で、今日一番の感動は、↓の官能的な甘い味付けの豚生姜焼き。これでどんぶりメシ3杯は行けちゃうヤツ。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200621123744j:plain

〆て2人で、8千円。今日も凄かった。大満足。