体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 大衆酒場「中村屋」 海老フライ

店を小綺麗にしない、原価計算はしない(たぶん)、砂糖控えめの味付けにしない、流行りの生酒は置かない。こういう酒場は、平成にも誕生しなかったし、令和にも誕生しないと確信できるほど、時代の真逆を突き進む中村屋。しかし、料理は全部猛烈に美味いのだからたまらない。f:id:teitarakuen:20200321071837j:plain

アルコールは、ビールも日本酒も一応あるけど、実質、ボールと呼ぶ謎の黄色い液体の炭酸割りのみの潔さ。f:id:teitarakuen:20200321071854j:plain

ほうれん草ゴマ和えは、今時無い強烈に甘い味付け。昭和の懐かしい味。f:id:teitarakuen:20200321071908j:plain

この鯨刺しの猛烈な旨味、オレの最後の晩餐には絶対欲しいヤツ。f:id:teitarakuen:20200321071915j:plain

身体に良さそうなアスパラを挟み、f:id:teitarakuen:20200321071922j:plain

豆腐の揚げ出し。豆腐は一丁丸ごと使い、更に帆立貝、ピーマン、茄子も付いて500円の大サービス。甘い味付けが最高で、一気喰い。f:id:teitarakuen:20200321071933j:plain

鯖の煮付け。どうやったらこんなに美味くなるのか分からない。オレの最後の晩餐2品目にはコレが欲しい。f:id:teitarakuen:20200321071948j:plain

海老フライ。巨大な3本を起立させるのが中村屋流。見ているだけで幸せになれる。f:id:teitarakuen:20200321072000j:plain

鮪カツ。中村屋マストアイテムのオレの大好物。このボリュームで500円はあり得ないコスパというか、コスパという言葉の響きが薄っぺらく感じてしまう。勿論、味も猛烈。f:id:teitarakuen:20200321072012j:plain

まだ呑みたくて鰤刺し。周りの客を観察すると、このハイペースで喰っているのはオレ達だけだった。f:id:teitarakuen:20200321072018j:plain

〆て2人で、9千円。今日も凄かった。大満足。

腹の〆は、近くの丸亀製麺ぶっかけうどん並(300円)にうどんが見えなくなるほどの大量の天かす、ネギ、ゴマ、生姜をかけて喰らうのがオレ流。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200321072026j:plain