弾丸旅行2日目。ドバイ→テヘラン便もビジネスにアップグレード。だが、今回は無料なので中央3列シートの真ん中というイマイチの座席。
テヘラン行きの便は、酒の提供無しと思っていたが、あった。
2時間の短い飛行時間なのに軽食も出た。
イラン入国後は酒厳禁なので、ココでたらふく呑んでおきたいところだが、入国審査でNGとならない様、自制した呑み。
何かを避ける様な飛行ルート。イランの空軍基地か?
現地時間10時半、テヘラン空港到着。事前にVISAを取得しておき、預け荷物も無いのであっと言う間に制限エリアから出る。空港は至って普通で、ある意味期待ハズレ。
200ユーロ分を両替したら、28,900,000リアル。500,000リアル札×57枚、100,000リアル札×4枚。1ユーロ=144,500リアル。1円≒1,130リアル。大量の札束、桁がオレの計算力を超えたので思考停止。
空港からテヘラン市街までのタクシーの値段を聞いたら1,000,000リアル。直ぐに計算できず、面倒なので値切らず乗る。乗ってからスマホで計算すると、約885円という結果が。50キロの距離なので強烈に安い。
世界遺産のゴレスターン宮殿へ。
一見、贅を極めた造りに見えるが、
冷静に見ると、鏡のピースの貼り合わとステンドグラスだけ。
でも、今までに観たことが無い造り。
東洋でも西欧でも中東でも無い。
全く既視感を感じない。
コレがペルシャなんだ。
買ったばかりのCanonのミラーレス一眼は、オレの撮りたい感じに撮れない。iPhoneの方がオレの意を分かってくれる。Canon社員の◯田に文句を言いたい。
テヘランの道路はカオス。道のど真ん中で車を修理しているヤツがいたり、電話をしているヤツがいたり。
市民の暮らしぶりを知りたくて、バザールに行ってみる。
値札の数字もペルシャ文字なので全く分からない。
少し奥に行くと、
長いシャッター街。ココで襲われたら助けは来ないが、世界中を旅してきた直感から襲われないと判断し、そのまま進む。
長距離バスターミナルへ。
遅い昼メシを喰うためターミナル内の店に入ると、ペルシャ文字のメニューしかない。こういう時は、現物を指さし注文。
ケバブサンド。意外にもパンがしっかりした美味さ。ケバブもイイ感じ。総じて、文句無く美味い。
イスファハーン行きの長距離バスに乗る。前に座る女の子からおやつをもらう。ひまわりの種と強烈に臭いチーズで困ったけど、早くもイラン人の優しさに触れる。
6時間の道のりなので、途中トイレ休憩。テヘラン→イスファハーンは、飛行機もあるけど、良く堕ちるのでバスを選ぶ。
現地時間22時、イスファハーン到着。乗ったバスは、ココが終点では無い。どうやって乗り過ごさずにイスファハーンで降りれたのか?ちゃんと予防線を2つ張っておいた。1つは、バスの中で話しかけて来た男に、オレはイスファハーンに行くことを告げておいたので、到着したら期待通り教えてくれた。2つ目は、オフラインでも道案内してくれるスマホアプリを仕込んでおき、自分の居場所を把握。今回は、ミスしたらリカバリできない弾丸旅行なので、旅の技術を総動員して対応。もう遅い時間なので、バスターミナル内で夕メシ。またメニューが読めないので、ハンバーガーの写真を指さし注文。
このローカル感がたまらない。
ノンアルコールビールとハンバーガー。ノンアルコールビールはジュースの様に甘く、ハンバーガーは写真の様なボリュームは一切無いし、チーズも入っていないけど、遠くに来たもんだと想い嬉しくなる。
バスターミナルからタクシーに乗りホテルへ。美人従業員が外で待っていてくれた。またもやイラン人の優しさに触れる。イランが好きになった。
中庭がオシャレなGhasr Monshi Boutique Hotel。
外で待っていた美人従業員が部屋までウエルカムドリンクを持ってきてくれる。カエル卵の様な謎のツブツブが入った飲み物は、甘くて疲れた身体に染み入る。強烈に美味い。
イランに来て良かった。