旅行3日目。ステンドグラスに照らされる朝日が眩しいホテルのレストランで朝食。
オレ1人だけなのに、もの凄い種類から選べるビュッフェは、とても贅沢な気分。味も強烈に美味い。
今日は、1日かけてイスファハーンを観光。ホテルからイマーム広場に向かう途中、The 職人という感じの親父がライムを絞ってジュースを作っている。目が合うと、やぁ、という感じで挨拶。カメラを向けても嫌がらない。自分の仕事に誇りを持っている目だ。
中東らしい土壁が続く道。
こんな情景に心が躍る。
イマーム広場。ここに来たかった。青を基調とした精密なアラベスク模様のタイルで覆われた荘厳なモスクや宮殿によって囲まれていることから、かつて「ここには世界の半分がある」と言われた。もちろん、世界遺産。
イスファハーンを有名にしたマスジェデ・エマーム。
実物は、写真の100倍美しい。
今回の旅に合わせ購入したCanonのEos Kiss Mはダメダメ。iPhoneのカメラに負けている。日本に帰ったらヤフーオークションで放出しよう。
↓コレは、iPhone XRで撮った写真。こっちの方が色がキレイ。
ここからは、Canonのダメカメラに戻る。
マスジェデ・シェイフ・ロトゥ・フォッラー。
カメラの性能は悪いが、絶妙の構図でカバーしてやる。
色彩タイルを精緻にモザイク状に並べた天井ドームのあまりの美しさに時間を忘れ、ずっと観ていた。
アーリー・ガープー宮殿。
中東なのに木の柱が、らしくない。
ペルシャ美人の絵。
最上階にある音楽堂。
装飾的な穴は、余分な音を吸収し、美しい演奏を楽しむために計算されたもの。なるほど。
気温は軽く40度を超えている。汗だくなので謎のツブツブジュースとバナナアイスを買ってみる。
飲んでも正体は謎。謎のままにしておこう。
昼メシは、トリップアドバイザーで評価の高かったTraditional Banquet Hallへ。高級店の様だ。
椅子では無く、イランの伝統的な床に座って食べる式。
黒ビールのノンアル。味は上手く再現できている。文句無く美味い。
ラムケバブとライス。ラム肉も柔らかくて美味いけど、度肝を抜かされたのは、添え付けの脇役にしか見えなかった焼きトマトの猛烈な旨味と甘味。日本では絶対に喰えないヤツ。猛烈に美味い。
〆て1人で、1,561,000リアル(約1,380円)。イランの物価からすると相当高いけど大満足。
無目的にバザールを歩く。
香辛料のグラデーションがキレイ。
チャードルを着たマネキン。
味のある扉。
マスジェデ・ジャーメへ。コレも世界遺産。
初代最高指導者のホメイニ師と現最高指導者のハメネイ師の顔が。
チャードルを着た女性の後ろ姿が絵になる。
幾何学的な独特の美意識。
少し離れたジョルファー地区にあるヴァーンク協会。
一旦、ホテルに戻り身体を休め、夕方になってから出かける。
イスファハーンには、有名な橋が2つある。まず、ハージュー橋。
プール代わりに水遊びしている。
合わせ鏡の様な橋の中がフォトジェニック。
夕日に照らされ橋が柔らかい色に。
次は、スィー・オ・セ橋。ライトが灯るとオレンジ色に染まる。
ここも橋の中がフォトジェニック。
40度を超える暑さの中、良く歩いたご褒美に晩メシも高級レストランへ。地球の歩き方に載っていたKhangostar Restaurant。
ノンアルモヒートはダメ、トゥデイズスープは文句無く、ラムケバブは強烈、ケバブの添え付けの焼きトマトは猛烈、サラダは無難。 〆て1人で、1,320,000リアル(約1,170円)。満足。
今日観たものは、全てが美しく、哲学的だった。