真夏日なのにおでんを喰いに行く体たらく。「新規開拓したいレストランリスト2019」に掲載した四季のおでんを初訪問。
今日は脱水症気味なので赤星から。お通しの豆腐のおでんが美味い。
来週には無くなるであろう名残の蛍烏賊から。ふわふわに炊いた蛍烏賊が関西風の出汁に浮いている。全く嫌味の無い優しい出汁。猛烈に美味い。セブンイレブンのおでんこそ日本一と信じていたオレはアホだった。
湯葉。おでんと名乗っているけど、本質は出汁割烹なのか?
この店のスペシャルティ、雪菜。白菜の芯にとろろ芋を掛け白胡麻を振った一品。こんな喰い方があるのかと驚嘆。
ジャパンに移行。二口で空。
一品ずつ味を調整し器も変えて提供する様は寿司に通じる。板場に無駄な物が一切置かれていないのも寿司屋みたい。
酒が進む。
つみれの添え付けのネギの焦がし方は、「寂」の概念に通じるビジュアル。
優しい味一辺倒では無い。玉子は濃い目の出汁でしっかり漬けて。分かっている。
ここから始めたハイボールの美味さに度肝を抜かされる。オレ史上、ベスト2に入る猛烈な美味さ。かなり濃いけど、強炭酸を使い銅製タンブラーでキンキンに冷やしているのでスッと入る危険なハイボール。
牛のアキレス腱。丼ぶりごはんの上にぶっかけて喰うと悶絶必死だけど、ここは銀座なので上品に。
おでんらしいネタ、ひろうすも完璧。
舞茸の素材そのものの味を楽しみ、
蛤の出汁を加えたダブルスープに昇天。
おでんでも無い、割烹でも無い、経験した事の無いジャンルに出逢った。
〆て2人で、13,600円。凄い店。超大満足。
新橋まで戻ると、何と無く魚金に行きたくなる。
写楽から。大衆店なのに日本酒のラインナップが良いのは嬉しいけど、このポテサラのお通しが410円もするのは嬉しく無い。
すぐ出てくる水茄子で刺し盛を待つ。
12点盛を6点盛と偽装表示。強烈に美味いネタは無いけど、この量で1,980円なのは賞賛に値する。
〆て2人で、6,600円。無難に満足。
〆は、おにやんまの讃岐うどん。
冷やしぶっかけうどん(大 450円)。グルメ芸能人、渡部も認める店だけど、強烈までは今一歩。オレ的には丸亀製麺の方が好み。
これにて新橋グルメツアーは終了。