創業明治38年、東京最古の居酒屋と言われる「みますや」を初訪問。東京大空襲の戦火を逃れた銅板建築、縄暖簾、縦長の赤提灯が唯一無二の佇まいを醸し出している。
縦書きのお品書に歴史を感じるが、意外にも流行りの日本酒が置いてある。
いつも通りハイボールから。
穴子煮。
頼んで30秒後に出てきた。普通に美味い。
冷酒にチェンジ。
鳳凰美田→まんさくの花→菱屋とリレーする。
どぜうとさくらがこの店の二枚看板なので両方行ってみる。
さくら刺し (霜降り)。
霜降りか赤身を選べるが、今日は身体が脂を欲しがっていたので霜降りを選ぶ。肉の旨みとサシの甘みのハーモニー。強烈に美味い。
小肌酢。
塩気がキツめ。熱燗に合うかも。だが、冷酒を呑んでいる俺にとっては普通に美味い。
鮟肝。
変なタレが出てきたと思ったら、ポン酢に一味唐辛子とネギを入れただけだった。鮟肝はコクがあり文句無く美味い。
カレーライス。
事前調査では絶賛の声多数だったのでコレで〆る。優しい味。文句無く美味い。
カレーそば。
ツレの注文。カレーライスのカレーより重層的な味。文句無く美味い。
〆て2人で、1.3万円。
良くも悪くも江戸の酒場。店内はせわしい上に窮屈。料理も凝ったものは無く酒の肴に徹している。一度行けば十分のテーマパーク的存在。