体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 勝どき 立ち呑み屋「かねます」 日本で一番の立ち呑み屋

日本で一番の立ち呑み屋「かねます」。
一番の高級食材をジャブジャブ使い、
一番行きにくい時間帯に営業し、
一番海外でも知られ、
一番勘定が高い。

初訪問から1年半、2度目の訪問。大雨の中、30分待って入店。主人は不在。高齢のため引退されたのか、たまたまこの日は休んでいたのかは分からず。まずは、ハイボールを頼む。

鮪かまトロ刺し(1,900円)。
美しいが第一印象。美しいものは美味しい。脂の旨味・甘味に加え、かま特有のコリコリ感が堪らない。強烈に美味い。かまトロの奥に赤身を乗せてあるのも嬉しい。コッテリ、サッパリのコントラストを楽しめる。

生うに牛巻き(2,300円)。
かねますの看板メニュー。前回と比べ少し小さくなり、肉への火入れも強め、盛り付けも雑になった。残念。次からは頼まないだろう。
ハイボールを2杯呑み干した後、獺祭にチェンジ。

伊勢海老コロッケ(1,900円)。
最近、コロッケにハマっている俺としては外せない品。とんでもないフォルム。小ぶりながら伊勢海老を丸ごと2尾使っている日本で一番贅沢なコロッケ。強烈に美味い。ほぼ全員の客が注文していた。

コロッケ部を剥がし(写真右)、伊勢海老の身が丸々入っている事を確認。

松茸フォアグラ焼き(2,300円)。
厚く大きい松茸とフォアグラがジャブジャブ入っている。松茸の出汁がフォアグラに効いている。以外にも合う組み合わせ。強烈に美味い。

平貝ぬた(1,600円)。
2本目の獺祭が残っていたので最後に軽めのアテを。文句無く美味い。

今日は、名物の箱寿司が無かったのが残念。

滞在時間50分、〆て1人で、13,700円。

立ち呑み屋でこんなに金を掛ける俺は狂っているとも言えるし、これだけの高級食材をこんなに安く提供するかねますも狂っているとも言える。