毎年恒例の体たらく4人による呑み喰い旅行。今年は、北海道2泊3日。
なぜ北海道かと言うと、幾多の煩悩に耽るため。これ以上は訊かないで欲しい。
8月から計画するも急遽仕事が入った俺は2日目の夜、札幌で体たらく達と合流。3人とも相変わらず阿保面していて一安心。今宵は、海鮮居酒屋で評価の高い開陽亭へ。個室に入りメニューを見る。東京では中々食えないラインナップ。名物のイカの踊りと刺し盛りを頼む。
イカの踊り。店の水槽で泳いでいるイカを裁く。透明な身とピクピク動いているサマは、確かに面白いが、少し寝かせた方が旨いと思える歳になってきた。最近、熟成がマイブーム。
刺し盛り。ホッケ、油カレイ、ニシンなど、傷みが速く東京では干物か焼きでないと喰えない魚がたくさん。とにかく旨い。単品で頼んだギンポウも超旨い。日本酒が止まらない。
根室のタラ白子。超新鮮。たまらない。
バフンウニ。今宵最高の一品。この美味さは言葉で説明不可能。東京では食えねぇー。
根室のホヤ。臭みが全く無い。
紋別のブリ。脂が上品。
昆布森の生牡蠣。昆布森の牡蠣は、北海道一と言われ、身が大きいのが特徴。文句無く美味い。
どれだけの日本酒を開けただろう、酒で腹が膨れてきた。けど、まだ食うのをやめない。焼き系も行ってみる。
全く途切れず日本酒を呑み続けた3時間半。阿保面達は皆、リミッターが壊れていた。
〆て4人で3.6万円。安い!
札幌の〆は、ラーメンに決まっている。いつも通り散歩して腹を空かせる作戦に出る。ススキノの街はとにかく人が多い。
ノープランで歩きながらオーラの漂うラーメン屋を探すも良さげな店は無く。呼び込みの兄ちゃんから信月という店が美味いと聞いて並んでみる。
塩ショウガラーメン。ショウガが相当効いていて汗だくになる。アルコールも一緒に飛んだ感じ。脂が無いので呑んだ後の胃にも優しい。これは傑作。大満足。
ホテルに戻る。コンビニで買ったおにぎりを食べ、今日の胃袋を〆る事にする。
良く喰い、良く呑み、良く笑った一日が終了。