毎年恒例の体たらく4人旅行。今年は、メーカー勤務なのにプロ級の板前技術を持つ定吉を招聘し、更にドロ沼離婚裁判中のガッツを迎え6人体制。有意義な人生とは?系の高尚な議論は全くしない、アルコールで脳みそを破壊して、ただただバカ話しを続ける体たらく忘年会。
海に浮かんでいる様な富津の貸別荘に入る。夕まぐれ前の柔らかい空が綺麗。
敷地内から釣りができるけど、全く釣れない。
板前定吉が黒鯛を捌き始める。
最初に昆布〆を仕込み冷蔵庫で寝かせ始める手際の良さ。
次は4キロ級の稚鰤。
稚鰤の刺身が上がったところで、
大量の酒を開け始める体たらく。
このカウンターがナイスで、板前仕事を見ながら呑み喰いできる居酒屋状態。
稚鰤の胃袋の湯引きがスッと出て来る気の利いた居酒屋定吉。
ボラの白子。1.2キロも仕入れたので永遠と続く痛風ロード。生の他にも酒蒸し、鍋、松前焼きと調理法を変え楽しむ。
稚鰤のカマ焼き。次々とアテが出て来る。板前定吉の無駄の無い動きはプロ仕事。
黒ソイ刺し。若いのでコリコリを楽しむ。
昆布森の生牡蠣。痩せているけど味は確か。
米崎の生牡蠣。今日は米崎の優勝。
最初に仕込んだ黒鯛の昆布〆が良い感じに仕上がったところで、ノーマルの刺身、焼き霜造りと一緒に食べ比べ。真鯛よりクセがあるので酒のアテに最高。
もう1人のシェフが立ち上がり、黒ソイのアヒージョを作り出す。
稚鰤のアラ煮。新鮮なアラなので猛烈に美味い。
テーブル席に移動して稚鰤のしゃぶしゃぶ。
それは突然の出来事だった。酩酊状態の梅津(仮名)が跳び上がり鍋の中にダイブする怪事件が発生。意味不明の行動が気持ち悪。無駄な片付けをさせられた後、〆のうどん。
いや〜凄かった。板前定吉の仕事は想像の遥か上を行っていた。衝撃大満足。