体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 そば切酒菜「藪」 そばがきのふわふわ団子

およそ半年ぶりの藪。時の流れが早過ぎて。

連れは角ハイボール、オレは最初から冷酒、聖→脱兎→開華とリレー。日本酒のラインナップは個性的。名の通り華やかな味の開華が今日の優勝。

馬刺し。馬肉の本当の旨さは赤身にある。その哲学を共有。強烈に美味い。

あて三種。正体不明の玉子のふわふわが猛烈。蛍烏賊沖漬け、蕎麦豆腐も強烈。

釣りもの太刀魚天ぷら。釣りものを楽しめるのも藪の醍醐味。強烈に美味い。

板わさ。小田原かまぼこに、本山葵は多め、たまり醤油は香り付け程度につけて喰らう蕎麦屋呑みの醍醐味。強烈に美味い。

そばがきのふわふわ団子。そばがきの歴史は古く、縄文土器に付着していたほど。捉え所が無いと思っていたそばがきを異次元の味に仕立てる技。コレは傑作。猛烈に美味い。

茄子と鶏のカレーチーズ焼き。茄子好きのオレとしては外せない品。組み合わせの妙。強烈に美味い。

某凄腕ご主人がこよなく愛す親子丼。

某ご主人曰く、コレ以上甘くてもダメ、コレ以上塩っぱくてもダメというギリギリを攻めているとのこと、確かに。オレ視点は、鶏肉の歯応えにもこだわっていると理解。コレ以上柔らかくてもダメ、コレ以上硬くてもダメというギリギリを攻めている。猛烈に美味い。

ごま汁そば大盛。薮そばの味を楽しみたくて、まず塩でヤル。

キレイなそばの味。次にごま汁。コレもコレ以上甘くてもダメ、コレ以上塩っぱくてもダメというギリギリを攻めている。猛烈に美味い。

〆て2人で、1.2万円。今日も大満足。