最近少なくなった昭和のあかりを灯す街場寿司。食べログにもインスタにも出て来ない様な地元民に愛されている店。今宵初めて訪れた玄海寿しもそんな感じ。
キンキンに冷えた生ビールが美味すぎて一気飲み。
ハイボールは薄すぎて一気飲み。
という訳で、冷酒に移行。日本酒は会津ほまれ一択。唐橋ユミの実家が醸す酒。
刺し盛り。玉子は流行りのカステラ風ではなく子供の頃寿司屋で食べた懐かしい見た目と味。〆鯖もレアではなく超DEEPな漬かり具合。昭和の味を変えないブレない仕事。
つまみとにぎり(巻物含む)を交互に注文して、すし匠流にセルフアレンジ。
ひもきゅう巻き。きゅうりの食感がいい感じ。
鰯のタタキ。甘い脂を生姜醤油で。
梅しそ巻き。なぜか長く切って。
鯨ベーコン。いい感じの脂。
ネギトロ巻き。高さは揃ってないけど際立つ甘味。
銀鱈煮。角のない甘い昭和の味。
赤身と雲丹のにぎり。寿司ネタの基本を。
真鯛とミル貝のにぎり、お新香巻き。ミル貝は予め捌いてあった身がネタケースにあるのに、注文を受けてから生きたミル貝を取り出し捌き始める。一見の客なのにそんな心遣いが嬉しい。
アラ汁。ほっとする味。
〆て2人で、ジャスト1.5万円。どんぶり勘定も含め古き良き昭和を感じた夜。