体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

大阪 法善寺 酒肴「上かん屋」 鱈白子のおでん

大阪での呑みは5年ぶり。時の流れが早すぎて。

日帰り出張でね、時間をかけずに一献。

居酒屋評論家の太田和彦氏がこのためだけに大阪へ行くと言い切った上かん屋へ。

いつも通りチェイサー代わりのハイボールをセットして、

直ぐに錫ちろりで温める燗酒だ。もちろん大阪の蔵の酒縛りで。秋鹿はおからと鯖きずしの冷たい料理に合わせてぬる燗、呉春はおでんの温かさに合わせて上燗。

上かん屋名物のおからは奇を衒わない上品な味。

鯖きずしは、〆鯖との違いに想いを寄せながら。

さぁ、真打ちのおでんだ。大根に纏わせた柚子味噌が美しくて美味。

鱈白子のおでんは出汁を加える足し算の仕事が猛烈。

鯵つみれは魚臭さ皆無の仕事が冴える。

〆て1人で、6.7千円。温かい燗酒とおでんに癒されて大満足。

そして外国人観光客に混じってベタなトコへ。

次はいつ来れるかなぁ。