体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 平井 奥州白河らーめん「まる政」かなり薄味の塩らーめんに和食の世界観を感じた

平井駅から徒歩8分ほど、住宅街の中に「まる政」はあった。
平日の昼時、一人客ばかり。皆、静かにらーめんを啜っている。

特製塩らーめん(800円)、サービスの半ライスを付ける。

味付けは非常に薄く、ガッツリ行きたい向きには物足りないであろう。しかし、静かに味覚を研ぎ澄まし味わって欲しい。出汁を生かし塩味は最小限にする、和食に通じる世界観を感じるはずだ。
麺はモチモチの自家製麺、アオサ、ネギ、シナチク、鶏チャーシューが乗っている。別皿で梅と海苔入りの鶏チャーシューも付いてくる。途中でらーめんに入れて、味の変化を楽しむためのものだが、ごはんのおかずとして使ってしまった。

心を込めて丁寧に作られたことが伝わってくる。このらーめんの真髄は、歳を重ねないと解らない。

まる政

食べログ まる政