体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京 新小岩 呑み処「酒喜屋」 獺祭唎酒セット

酒販店が母体の角打ちなんだけど、そこらの角打ちとはレベルが違う、さすが新小岩

まず、スペースの広さ。2階に上がる面倒はあるけど、広々とした空間。お一人用のカウンター、そこそこの人数用のテーブル、荷物置き場もあるし、清潔感も文句無し。次に酒のラインナップと質。日本酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、リキュール、あらゆるニーズに対応し、その数100種類以上。而今や飛露喜みたいなトップ銘柄はないけど、良い銘柄を用意。その日のテーマを決めて挑まないとメニューの中で迷子になる。そしてアテ。角打ちにありがちな缶詰みたいなテキトーなヤツではなく、呑兵衛に寄り添う気の利いた手作りのアテ。最後にシステムと接客。席ごとに振られたナンバーが注文書に予め記載されていて、そこにメニューのナンバーを書いてレジに持って行き都度精算。PayPay使用可。長い名前のメニューがあってもナンバーで記入すれば良いので楽だ。客も店もお互い簡単にオーダーが成立し、ミスも無くなる。無機質の様に見えるこのシステムに温もりを与えるお店の人の温かさ。素晴らしい。

今回のオレのテーマは日本酒。何種類かある呑み比べセットの中からコレ↓をオーダー。

最初のアテの自家製ポテサラ(300円)が期待のはるか上を行く美味さ。

函館直送烏賊の塩辛(250円)。結構たっぷり入って250円って、スーパーで買うより安いかも。つまり、家呑みよりも安いかも。

おつまみ一口餃子(300円)。アテにちょうどいいサイズとジャンク目の味付け。

獺祭唎酒セット(750円)。左から右に精米歩合が上がる。極限まで磨いた23%や、間の39%よりも一番安くて磨きの少ない45%のヤツが一番バランスが良くて美味いと知る貴重な体験(個人の感想です)。

肉厚アジフライ(350円)。角打ちで揚げたてが喰える幸せ。

自家製牛すじカレー(450円)。玉ねぎで甘さを作りあげている。手作りで450円って素晴らしいコスパ

大満足。