稚内から南に下り、天塩という何も無い町で投宿。真っ黒な温泉と夕日が自慢の夕映へ。
なのに、地平線が曇っていて、夕日は諦める。
何も無い町で、開いているのか閉まっているのか分からない寿司屋に入る。
温泉に浸かった後の生ビールは猛烈。
直ぐに冷酒。
知らない町で、静かに黙って呑みたかったけど、話し好きの大将と客はオレ1人。
面倒なパターンだ。
大将はコロナ陰謀論者の様で、自民党総裁選のニュースを観ながら、時代を変える為に誰かがコロナウイルスをばら撒いている。と真顔で迫って来る。
まぁ、オレも趣味的にコロナ陰謀論者なので、分からないでもないけど、まさかこんな田舎町の寿司屋でそんなコト言われるとは思っても見なかった。
飽きて来たので、最後に一番高い極上握り寿司(2,500円)を喰って〆る。
〆て1人で、1万円。次回は、寡黙な店主の店で、オレからコロナ陰謀論を静かに語ってみたい。
宿までの道。ホント、何も無い。