二日酔いの朝。セブンイレブンの高菜チャーハンを瞬食した後、ベランダでコーヒーを嗜む。頭はボー、舌はシビれているバッドモーニング。
昼メシは、ホテルから徒歩圏内にあるミシュラン一つ星店「おがわ」へ。侘び寂びを感じる佇まいがたまらない。
鴨塩焼き(860円)。酒は呑まないけど、食べログレビュー情報で絶賛されていたので頼んでみる。侘び寂びの美意識を表現したビジュアル。塩が鴨肉の甘さを、山葵が旨味を引き出してくれる。強烈に美味い。
出汁巻玉子(1,180円)。蕎麦屋は出汁が良いから出汁巻玉子も美味い説を検証。結果は当たり。超ふわふわの仕上げ方も俊逸。強烈に美味い。
ざる蕎麦 大盛り(1,560円)。
つなぎがほとんど入っていない蕎麦で、ここまで細く打てる技量に感服。この細さこそが、食感や喉越しの良さ、風味の上品な発ち方、侘び寂びの表現の源になっている。麺つゆもしっかり美味くて、酒のアテにしたい衝動に駆られたほど。総じて、猛烈に美味い。
侘び寂びの美意識に触れた昼下がり。
場所によっては、桜がポツポツと咲き始め。
二ノ鳥居を入った正面の立砂は「神山」を象ったもので陰と陽の一対になっているらしい。
凄いオーラがある。
楼門。
朱色が青空に映える。
ホテルに戻り、敷地内の庭園を散歩した後、部屋でダラダラする体たらく。