体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

京都 清水五条 味の居酒屋「櫻バー」 蕗の煮浸し

金曜日、定時で会社を飛び出す。新型コロナの影響からか、乗車率50%以下のガラガラの新幹線の中で赤ワインを嗜む。ツマミを軽めにしたのは、本日の最大イベントが待っているから。f:id:teitarakuen:20200306191107j:plain

21時40分、オレ的京都No.1居酒屋 櫻バー到着。f:id:teitarakuen:20200306213849j:plain

連れはハイボール(写真撮る前に呑みやがった)、オレは生ライムハイから。お通しは無い。f:id:teitarakuen:20200306214739j:plain

人参葉のお浸し。出汁と胡麻の配分が完璧。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306214804j:plain

蕗の煮浸し。限りなく透明に近く滋味深い出汁は、脇役では無く主役。適度な歯応えを残す蕗も主役なのでダブル主役の一皿。超猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306215101j:plain

くみあげ湯葉。こんなに濃い味の湯葉があると知らなかった。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306215029j:plain

刺し盛り。ヨコワ、剣先烏賊、蛸、縞鰺、鮃、穴子の盛り。全部猛烈に美味いけど、特に穴子への仕事(湯引き→軽く炙る)が印象的。f:id:teitarakuen:20200306215354j:plain

ジャパンに移行。櫻バーは、キンシ政宗しか置かない強烈なこだわりがある。その縛りの中でオレが選んだのは、純米吟醸の生酒。京都を代表する酒米「祝」を55%に磨き込み。キレの良い甘さがたまらない。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306220024j:plain

豆もやしのナムル。辛く無い京料理風。豆の味がしっかり。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306221133j:plain

鯖のきずし。関東の〆鯖に似ているようで全く別物。大量の酢醤油と生姜が良い仕事している。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306221604j:plain

キンシ政宗と櫻バーのコラボで誕生したここでしか呑めない原酒。キレ旨。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306223038j:plain

竹の子の天ぷら。塩で喰うのも良いけど、天汁が俊逸。出汁が良いから。竹の子のシャキシャキの食感を楽しむ。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306223208j:plain

丸茄子の鶏そぼろ餡かけ。京料理と言えば、餡かけ。そして、オレと言えば、茄子好き。なので、コレを注文。出汁の詰まった餡に大量の生姜が脇をしめる。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306223654j:plain

ポテサラ。櫻バーならポテサラをどう作るか知りたくて注文。あえて仕事をし過ぎ無い芋の味を純粋に味わう一品。強烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306225058j:plain

玉子とじうどん。〆は何にするか迷ったが、常連風の客はみんなうどんを頼んでいる。櫻バーでうどんは未経験だったなと思案中に連れが玉子とじうどんを頼んだのでシェアする。啜る。ここでも出汁が活きている。京料理の味は、出汁の良し悪しで95%以上が決まると悟った。猛烈に美味い。f:id:teitarakuen:20200306225007j:plain

〆て2人で、9.5千円。こんなに安くて良いの?大満足。

奥まった静かな宿で胃と肝臓を休める。f:id:teitarakuen:20200306234922j:plain