今朝、二日酔いでぼーっとした頭の中で、今日は靖国神社に行かなければならないと天命が降る。内閣総理大臣として戦後初の公式参拝を決行した中曽根大勲位の訃報&都内の銀杏の黄葉が見頃という情報がミックスされた結果の思い付きだと思う。市ヶ谷で思い出すのは、イタリアンレストラン6店舗を経営していたオーナーシェフが、ラーメンの鬼・佐野実に出逢った事で、イタリアンレストランを手放して開業したラーメン屋、Due Italian。昼メシはここにしよう。
ラーメン屋らしく無い空間。13時半とはいえ、客は誰もいない。
カップごはん(400円)。ビジュアルも味付けも上品で、ごはんモノだけはガッツリ系好きのオレとしては不発。無難に美味い。
レモンパクチー辛いらぁ麺(1,180円)。神の舌を持つオレでさえ出汁の存在が分からなくなるほど濃いレモン味のスープが秀逸。そのレモンの酸味とパクチーの組み合わせがたまらなく合う。超強烈に美味い。
具だくさん醤油らぁ麺(1,280円)。連れの注文。佐野実の弟子だから醤油スープはイケるはず。昨今のラーメン業界は、醤油ラーメンのレベルが日々向上しているせいか、比較論的には強烈までは感じない。けど、文句無く美味い。
靖国神社へ。澄み切った空気、空、銀杏の葉。
英霊に感謝。
ここで、急に皇居の大嘗宮を観に行きたくなる。ググると、今は待ち時間無しOK、but、あと30分以内に入場しなければならない。タクシーに飛び乗り、坂下門を目指す。
坂下門前は車を停められないので、だいぶ手前で降ろされる。時間が無いので走ると警官に注意されたので早歩きで進む。
何とか最終入場時間に間に合った。ここからはゆっくり歩く。
石垣の稜線がきれい。
今日はまだ空いている方らしいが大嘗宮前は凄い混雑。
南神門前。
中々進まない。
やっと到着。茶色のコートの職員がちょこまか動いている。
南神門を人無しで撮りたいのに茶色のコートが邪魔。
茶色の君、ほんと邪魔。
西神門。確かに神々しい。
北側から。
次の大嘗宮の儀がある時は、もうこんなに長い距離は歩けない身体になっていそうだから、大嘗宮を観れるのは今回が最初で最後。