東北旅行8日目。旅行最終日。蝉の命より長い日々を東北の旅に費やす事ができたのは、感無量。ホテルの朝食ビュッフェは、身体を気遣って少量多品種、野菜多めに選んでいるけど、喰い過ぎだと思う。
石ノ森萬画館へ。
正直、本当にショボい展示物で腹が立ったけど、
門矢士の「だいたいわかった」といセリフは、深く考えず本能で行動してしまう体たらくと同じで共感できた事は嬉しい。
いしのまき元気市場へ。昨日の日記にも書いた通り、この街でじゃんじゃん喰って金を落とすのが体たらく流の復興応援。ちなみに、オレは「支援」とい言葉は上から目線的なので嫌い、だから「応援」とさせていただく。まず、お土産に石巻名物の鯨の缶詰を大量購入。そして、帰りは渋滞するだろうから車の中で腹を満たすために手作りパンを大量購入。
そして、昼メシの品を屋台で中量購入。
つぶ貝串と牡蠣串。シンプルイズベスト。文句無く美味い。
牛タンつくね。牛タンの食感がたまらない。文句無く美味い。
牡蠣フライ。屋台で作っているとは思えない素晴らしいサクサク感。近くの広田湾は、日本を代表する牡蠣の漁場だからもちろん旨味凝縮。強烈に美味い。
牡蠣カレー。みじん切りの牡蠣が大量に入っているので力強い牡蠣の味がする。これで350円は驚愕のCP。ありがとうと言いたい。猛烈に美味い。
石巻の街を走る。何もかも喪失した土地に花を植え続けるNPOがいる。尊い活動だ。
帰りは東北道を使わず、あえて常磐道で東京へ帰る。福島第一原発の今を少しでも体感したかったから。相馬を超えたあたりから黒いシートに覆われた台形状の塊が高速道路の近くに点在している。除染により生じた除去土壌の仮置き場だ。
相馬鹿島サービスエリアでは、これから通過するエリアの放射線量を公開している。浪江から常磐富岡の間が2.8マイクロシーベルト/時と高め。東京 新小岩公園の放射線量は、0.04マイクロシーベルト/時だから70倍の放射線量。それだけ見るとヤバそうだけど、短時間なので問題無いだろう。 津波と原発による被災状況は、想像を絶していた。見てきたものを咀嚼して受け止めるのには相当な時間が掛かりそうだ。