東北旅行7日目。ホテルエース盛岡の朝食ビュッフェは、質・量ともに大満足。
太平洋側に向かう途中、壮大な鯉のぼりに癒される。
浄土ヶ浜へ。「限りなく透明に近いブルー」ってこんな海の色だと思う。
浄土ヶ浜から石巻まで海岸沿いをゆっくり南下する。海と陸を隔てる巨大な壁がずっと続く異様な光景。岩手から福島まで続く壁(防潮堤)の総延長は、400km。まさに国家プロジェクトだが、この壁の建設には、地元でも賛否両論あるらしい。
釜石で昼メシ。ここ、もりのやは、津波で店舗を喪失、仮店舗での営業を経て建て直した新店舗で営業再開。
かつ丼セット(850円)。正直、かつ丼の汁はもう少し欲しかったけど、涙が出る美味さ。
山菜そば(800円)+おにぎり(100円)。良く喰う連れの注文。
陸前高田へ。東日本大震災から8年が経ち、ようやくここに来れた。8年も掛かったのは、野次馬的に訪れることを、少しばかり残っている自分の良心が拒んでいたからだ。
8年経った今でも、想像を絶する光景が広がっていた。
モニュメントとして残す事に賛否両論あった奇跡の一本松。天に向かって伸びる一本松は、復興への「希望」を示していると知って、すっと共感できた。
石巻へ。ここは最も多くの犠牲者を出した街。綺麗事は言わない体たらく流の復興への応援方法は、この街で思いっきり呑み喰いしてお金を落とすこと。直感で決めたぼうずへ。中に入ると、店員の笑顔と元気の良い挨拶が気持ち良い。
いつも通りハイボールから。お通しの色々盛りが美味い。
鰹刺し。鮮度良し。強烈に美味い。
こしあぶらの天ぷら。苦味が最高。強烈に美味い。
鯨の鹿の子刺し。上品な脂がたまらない。超強烈に美味い。
ぶどう海老。海老の中でも最も甘いヤツ。超強烈に美味い。
ジャパンに移行。日高見 弥助、水鳥記、伯楽星と呑み進める。
豚しゃぶサラダ。ゴマだれが良い仕事している。文句無く美味い。
鯨のさえずり。いわゆる、舌刺し。独特の舌触りと食感、そしてあっさり目の旨味がたまらない。猛烈に美味い。
舌料理2品目。牛タン焼き。ここは仙台に近いけど、仙台には寄らずに帰るので仙台名物も喰っておく。旨味ジュワー系。強烈に美味い。
鮪中トロ刺し。まだ日本酒が残っているので、上品な脂をアテにする。サシの入り方が妖艶。超強烈に美味い。
和風ペペロンチーノ。うどんを使ったペペロンチーノ。散々呑み喰いした後の〆だから消化の良いうどんは気が利いている。味もしっかり。強烈に美味い。
〆て2人で、1.4万円。珍しい鯨の部位と素晴らしい接客の店員に出会えて良かった。大満足。