凍える夜道を前屈みで進むと、廃墟に灯りがともっていた。
この薄っぺらな戸一枚で半世紀もの時を別ける。
中に入ると、そこは古き良き昭和の酒場。
どんな高級店より居心地がイイ。そして、最高の肴が待っている。
〆鯖。レアな〆加減より、酒のアテにはディープ〆が合う。強烈に美味い。
ごま和え。かなり甘い味付けがたまらない。強烈に美味い。
鮪フライ。こんなにぶ厚い鮪をラフに喰える幸せ。猛烈に美味い。
蛤焼き。1つの貝に身が2つ入っている異次元サービス。労働から解放された後は、ウメーものを好きなだけ喰えという大将の心意気を感じる。強烈に美味い。
コレも大将の心意気を感じる世界一大きな握り寿司。ネタも抜群。猛烈に美味い。
一人前としては世界一大きな牡蠣鍋。
一人前なのに巨大牡蠣が8個も入っていて、見ているだけで幸せになれる。味噌仕立ての汁も最高。超猛烈に美味い。
最近、呑む量が減ったなぁ。
〆て2人で、1万円。今日も超大満足。