体たらく新年会は、猛烈を求めどんきいへ。
昨日から風邪で38度の高熱が続いたオレは、生姜湯を1リットル、大量のレモンと苺でビタミンC摂取、厚着をして累計17時間寝る独自の治療法で、家を出る直前には平熱の36.5度まで戻す。が、安全をみて身体に良さそうな焼酎のお湯割から始める。この自制心の強さが健康で永く呑み続けられる秘訣。お通しの出汁巻、蕗味噌、衣被ぎが猛烈に美味い。
今日のメンツは、群馬と埼玉の県境に住む梅◯、東京の西の外れに住む◯澤、大宮に住む清◯、オレの4人。北九州に住む内◯川は、日頃の暴飲暴食がたたって心臓病にかかり急遽欠席。
住む所がばらばらなので、いつもは中をとって新橋か神田辺りでやるけど、正直、猛烈に美味い店は無いんだよなぁ。あっても値段高過ぎて楽しめない。なので、今回は全員一致で新小岩のどんきい。
お決まりコースの押し付けでは無く、その日のメニューから自由に選べる気軽さとリーズナブルな価格は居酒屋。素材力、料理の腕とラインナップの多さは高級割烹。まさに、居酒屋と高級割烹のいいとこ取り。さて、アホ4人の喰える量を正確に把握しているオレは、全メニュー喰いたい気持ちを自制し、究極の選択と順番を決める。この仕事はとても大事。
まずは、とらふぐ三連発。
てっさ(とらふぐ刺し)。
ひれ酒。
とらふぐ白子焼き。とらふぐ三連発は、猛烈三連発だ。
どんきいの代名詞、刺し盛り。今日は、鬼カサゴ、ミル貝、鮃の身と縁側、〆鯖、雲丹、小肌?巻き、鯨、アオリイカ、鮪トロの豪華10点盛り。全部が猛烈。
名作、海老団子。口の中が無重力になるふわふわ感。でも海老の旨味はしっかり。つけ汁の出汁も俊逸。やはり猛烈。
次は、熱燗のアテ四連発。
鮟肝ポン酢。
自家製蕗味噌。
自家製唐墨。
ウドの酢味噌。アテ四連発も全部猛烈。
次は、春を先取りした二品。
九条葱とシラウオの玉子とじ煮。味付けが1ミリの狂いも無くドンピシャ。
新竹の子焼き。木の芽味噌が俊逸。春を先取りした二品も猛烈。
ここで箸休め的に今が旬の貝、青柳を差し込む。この選択は俊逸。つまり、オレが俊逸。
そして、本日のメイン、すっぽん料理。血酒で乾杯。
すっぽん小鍋。生姜の効いた滋養のあるすっぽんスープは、風邪に効きそう。超猛烈に美味い。
こんな↓大きな身がゴロゴロ入って、2,200円(1,100円✖️2人前)は、ありえないコスパ。猛烈に感謝。
〆は、鰻。骨せんべいに生臭さが全く無いのは、注文を受けてから生きた鰻を捌いているから。そのこだわりがたまらない。
鰻重。1つのお重を4人でシェア。ケチでは無く、自分達の喰える量だけ無理なく喰う。この自制心が無いと、北九州の内◯川の様に心臓病にかかってしまう。
猛烈な3時間。〆て4人で、3.6万円。今日も超大満足。
2軒目は、どんきいから徒歩1分の日の出へ。
もう、腹は満たされたので、厳選日本酒とへぎそばを喰らう。
↓どんきいで燃え尽きた梅◯。群馬の県境まで帰れるのだろうか?
〆て4人で、1.2万円。皆んな、へぎそばを大絶賛してくれたので良かった。