体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

東京の場末にある某寿司店

東京の場末の町に、昭和の寿司屋の灯りをともし続けている店がある。カウンターは詰めて6席、小上がりは荷物置き場。ここは、古き良き庶民のための寿司屋。

カウンターに座り、いつも通りハイボールから始めると、真っ白な大トロ、白烏賊、墨烏賊、関鯛、カンパチ、鰤トロ、生鯨の尾の身、穴子白焼き、煮鮑と、圧倒的な素材力の魚介が一気に出て来て、写真を撮るのは止めて夢中になって喰いまくる。そして、箸休め的に出て来たのが、干していない鮮度抜群のシシャモ。シシャモがこんなにも甘く柔らかいとは知らなかった。

赤貝はもちろん閖上。素材力は、客単価3万円オーバーの山の手の高級店に引けを取らない。

絹の様な最高級の鯨ベーコンは、独自のツテで入手。

鮪の希少部位を塩焼きで喰う贅沢。もう焼酎と冷酒が止まらない。

握りは、分厚い松茸から始まった。

贅沢だなぁ。

〆金鯖。

コリコリのカンパチ。

小肌。

穴子

墨烏賊は塩レモンで。

焼き金目。

焼き太刀魚。

コリコリの鮑。

鮑の肝。

鮪のココの部位とアソコの部位の中間。

生鯨の尾の身。

漬け鮪。

雲丹は塩で。

良く喰った。

〆て2人で、2.5万円。今日も大満足。