新小岩駅南口、ピカソのある通りを奥へ奥へと進むと、真っ暗な場所に「さぜん」の看板が見えた。こんな所に居酒屋ができたのか…。ハズレリスクもあるけど、ハイリスクノーリターン人生を歩んできた体たらくとしては入らない訳にはいかない。
大将はだいぶ若いが客は年齢高め。隠れ屋的雰囲気が良いのかな?店を始めたばかり。どんな常連客がつくのだろう?誰彼構わず話しかけるうるさい常連客がつかないことを願うばかりだ。
白レバー刺し。
白レバーとは雌鶏の脂肪肝。脂肪を蓄えているのでトロッとしている。俺の肝臓もこんな感じだろう。共喰いした複雑な気分。でも、強烈に美味い。
真鯛刺し。
鯛は身より皮の部分が美味いと思っている俺好みのさばき方。強烈に美味い。
つくね刺し。
肉の生食は、牛と豚が既に規制。鶏と馬は現状セーフだけど、保身しか考えない小役人が規制の対象にする日も近いだろう。今のうちにいっぱい食っておく。強烈に美味い。
もも焼きおろしポン酢。
おろしポン酢が肉の旨味を増幅させてくれる。強烈に美味い。
〆て2人で、1.2万円。料理はまずまずだけど、新小岩にしては強気の価格設定。