体たらく日記

呑、喰、旅。世のため人のためにならない体たらくの日記。

家呑み日記No.11 Barrique Rouge 2014 赤

日本が造る赤ワインの到達点を試したくて、近所のこだわり酒屋からヒトミワイナリーの濁り赤ワインを仕入れる。日曜の夕方、まだ明るいうちからコルク栓を抜く体たらく。

注ぐ。確かに濁りがある。
嗅ぐ。クリアなぶどう感。
呑む。初めは薄いと思ったが、徐々にぶどう本来の味が生きている事が分かる。
強烈に美味い。

ヒトミワイナリーは、「ろ過」をしない濁りワインにこだわっている。創業者も個性的。60歳を機にアパレルメーカー(日登美株式会社)の社長から会長となり、本当に自分のやりたいことをやろうと決意。大のワイン好きだったことから、独自のワイン作りをしたいと思い立ち、全くのゼロからのスタートで自家農園の葡萄畑やワイナリーまで作ってしまった。3年間の試験醸造期間を終えて、1991年にヒトミワイナリーが正式オープン。

こんな人生を送りたい。


◆Barrique Rouge 2014 赤
◆ワイン種別:赤
◆テイスト:辛口
◆ブドウ品種:メルロー、ベリーA、カベルネソービニヨン
◆生産地:滋賀県
◆生産者:ヒトミワイナリー
◆生産年:2014年
◆価格:2,590円